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こんな事は絶対にやめて下さい!…その2
2002-05-24
何だか分かりますか?
GW期間中に黒岩平まで行った時、犬ヶ岳の山頂直下で見つけました。
そうです、登山道のすぐ脇でシャクナゲと笹の木の根元に隠すように捨てられていた「ゴミ」です。中味は、ビールの空き缶と日本酒のワンカップの空き瓶、そして燃えないナイロン系のゴミでした。
同行していたひとみさんと発見してビックリし、そしてがっかりしました。
隠すようにしてまで、捨てますか?
重たくて持って帰れないようなゴミなら、ビールや日本酒を飲むのを諦めたらどうでしょう。
栂海新道を歩くような、立派な山歩きのベテランの皆さんには絶対にして欲しくない行為です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020524d.html
朝日小屋の新しいお土産品に…『栂海新道』
2002-05-27
『青海銘菓・栂海新道』の外箱包み紙やしおりなど
「栂海新道」の文字は、さわがに山岳会・小野 健さんの筆による
山小屋で販売しているお土産といえば…という記事をどこかの雑誌で見かけたような気がしますが、どこの山小屋でも定番として売っているのはオリジナルのバッチやバンダナ、Tシャツ、絵葉書、テレフォンカード、キーホルダー…etcでしょうか。
山でのお土産というと、記念品としての価値ももちろんですが、その条件としては軽くてかさ張らなくて持ち帰り可能、そして手頃なお値段が求められますネ。
うちの小屋でも、朝日小屋でしか買えないお土産をということで、最近注目を集める自然写真家の増村征夫さん撮影のポストカードをはじめ、オリジナルのバッチ、昨年初めて作製し爆発的な人気で途中売切れてしまったバンダナなどを揃えています。
そして今年、朝日小屋の新しいお土産として仲間入りが決まったのが、『青海銘菓・栂海新道』。
何度かこの日記にも登場してくださった「ひとみさん」、彼女はカタクリクラブに所属しさわがに山岳会の小野 健さん達と一緒に良く山を歩かれるのですが、実は新潟県青海町の駅前にある「長野屋」さんというお菓子屋さんの奥様なんです。
そのひとみさんから、最初に「栂海新道」というお菓子を戴いたのは、昨秋に彼女が朝日小屋にいらした時。お店で息子さんが作っていらっしゃるというケーキやクッキーと一緒に、ご主人自慢のその品をわざわざお土産に担いで来てくださいました。私の大好きな“つぶ餡の抹茶きんつば”だったこともあり、甘過ぎないその素朴で上品な味わいは一度で私のお気に入りになってしまいました。(先日は、亡父の法要の引き菓子としても出させていただきました)
昨年管理人になってから、何度か白鳥山へ登ったり、また小野 健さんと犬ヶ岳までもご一緒したりするうちに、栂海新道がすごく自分の身近に感じられるようになりました。そして多くの登山者の皆さんが「アルプスと日本海を繋ぐ」このルートに魅力を感じていらっしゃることを知り、小屋開けが近付いて来て今年の事をいろいろ考えているうちに、「このお菓子を、ぜひ朝日小屋に置くことが出来ないかしら」と思うようになりました。
“朝日小屋でしか売っていないもの”“朝日小屋でしか買えないもの”というのは、お土産として魅力です。またお菓子そのものの美味しさはもちろん、日持ちや保存、カロリーや腹持ちの点からいっても携行食や行動食・非常食として優れていると思います。
販売するにあたって、長野屋さんといろいろ打ち合わせもしましたが、冷凍しても品質には全く問題がないという事も分かりましたし、かなり保存が利く品物(そのように包装してある)だというので、今年は朝日小屋の売店で販売する事に決めました。
余談になりますが…
時々朝日平のキャンプ場にやって来る学生さん達、多分高校や大学の山岳部かワンゲルの皆さんでしょう。小屋の売店でいろいろ品定めをしていきます。
(山小屋では、下界と違ってヘリコプターでの荷上げ代がかかりますので、それなりのお値段がする)
シビアに財布の中身と相談しながら(微笑)チップスとかチョコとか買って行かれますが、この「栂海新道」だったら、学生さん達でも買えるようなお値段になると思うので、包み紙やしおりに小屋の記念スタンプでも押せばお土産にも最適かと思います。そういえばてらちゃんも、その包み紙を「思い出に…」と言って大切に片付けていたっけ。
アルプスと日本海を繋ぐホンモノの『栂海新道』が取り持つ縁で、小野 健さんや長野屋さんの皆さんとも知り合うことが出来ましたが、今度は朝日小屋と多くの登山者の皆さんが『青海銘菓・栂海新道』を縁に、繋がりを広げていきたいと思っています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020527a.html
小屋開けを前に、いろいろ「秘策」を…(笑)
2002-05-27
昨年の朝日小屋、受付兼売店の様子
小屋開けを3週間後に控え、まだまだいろいろ「作戦」「秘策」を練っています!
昨年は管理人として初めてのシーズンだったので、何から何までアレもコレも(小屋の中のレイアウトから食事の中味まで様々)と考え忙しかったのですが、今年は昨年の反省を踏まえ、手直しを必要とする事柄を中心にいくつか挙げて準備を始めています。
夕食・朝食やお弁当などは、概ね好評だったように思いますが、まだまだもっと美味しくしたいと考えています。
中味が知りたい?…それは、おいでになってからのお楽しみ!?
今年は、朝日小屋でお会いしましょう!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020527b.html
追記…インターネットの力はすごい!
2002-05-27
これが、「青海銘菓・栂海新道」です。
先ほど、「日記」を見られた長野屋さんのご主人からホンモノのお菓子が届けられました。やっぱり、しおりだけ載せていてはいけませんネ(笑)。もちろん、撮影した後は私の“おやつ”に…とても美味しかったです。
そして午後、横浜のお客様から予約のお電話をいただきました。「コースは?」とお聞きしたら「白馬岳から朝日小屋を経て、栂海新道へ」とおっしゃったのですが、「ホームページも見ています。“栂海新道”のお菓子をぜひ賞味しに伺います」と。もう早速日記を読んでくださったのですね、有り難うございます。
インターネットの力は、本当にスゴイ!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020527c.html
「朝日岳」、夏山雑誌の表紙を飾る!!
2002-05-31
夕方の朝日岳遠望 02.5.28
今日で5月も終わり。いよいよ来月からは、本格的な夏山シーズンを前にした各地での山開きが続々と行われる予定です。
各社の山岳雑誌の夏山増刊号などもいろいろ出揃い、夏本番が待遠しい岳人の皆さんは「今年はどこの山へ行こうかナ」と心ウキウキさせながら、夏山の計画を立てるのに参考にされるのではないでしょうか。それぞれに総力を挙げた特集記事が準備されているようですが、今年はどういうわけか、各雑誌に朝日岳が掲載されています。
ひと足早く届いた『ヤマケイJOY・夏号』では、「特集・永遠の定番アルプス」の中で“これぞ、花の白馬連峰!雲上の稜線を行くロングフラワートレイル”と題して、白馬岳〜朝日岳〜北又のコースが紹介されています。撮影と文は、昨年朝日岳にもおいでになった写真家の菊池哲男氏。
かなり余計なことかもしれませんが、○万円も奮発して(笑)載せた朝日小屋の広告もちゃんと載っていましたから、ぜひ一度手にとってご覧下さい。
そして、今日私の手元に送られてきた『岳人7月号別冊・夏山2002』では、「編集部おすすめの日本アルプス100名山」という特集が組まれ、その表紙は白馬岳・三国境付近から鉢ヶ岳、雪倉岳方面を撮影したもので、ナントその奥中央には朝日岳が遠くに、しかし堂々と写っているではありませんか!!(残念ながら、朝日小屋はちょうど雲の中)
特集記事も、白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳が“花のプロムナードをたどる”コースとしてトップに紹介されています。深田久弥氏の「日本百名山」では、惜しくも(?)選に漏れた朝日岳ですが、今回は上位にランクイン(??)
また、「ズームレンズ1本でプロ並みの山岳写真を」という記事では、昨夏朝日岳に取材においでになった写真家の中西俊明氏が写真と文を載せていらっしゃいますが、その中でも鉢ヶ岳のお花畑や朝日平の朝焼け、雪倉岳付近の写真などを題材にいろいろ説明をしておいでになります。
さて、あっちこっちこんなに宣伝してもらって(笑)…載せてもらいたくても全然載せてもらえない年もあるのに、今シーズンは何年分も一度にドーンと出たようですネ。
… お天気さえ良かったら、お客様は増えるかしら!?
… 少し“入り”が良かったら、来年は小屋の備品のあれも買い換えたいし、あっちこっち直したいし。。。少しは生活も楽になるかしら、進学を控えた高3の双子の学費の足しに。。。
…な〜んて、ダメダメ。欲を出しちゃいけません、欲を出しちゃ!
特に普段からお金に縁のない人が、そんなことを考えてはろくな目に遭うはずがありません!!(爆笑)
…2年目の今年は“初心忘れるべからず”で、とにかく「行って良かった朝日岳、登山者の皆さんに喜んでもらえる想い出の朝日小屋」になるよう頑張るつもりです。
今シーズンも、どうぞよろしくお願いいたします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020531a.html
お尻が、“かちかち山”だあ〜
2002-05-31
久し振りに登場、我が家の愛犬“隼(はやと)”
明日から6月。
5月の早かったこと、本当にあっという間に過ぎていってしまいました。一体何をウロウロしていたんだろう、といつものセリフ。とにかくギリギリにならないと動けないノンビリした性格、というかズボラな人間といった方が正確かしら?…小屋開けを2週間後に控え、今はお尻に火がついてぼーぼーと燃え始めてしまいました(笑)。
こんなことなら、あの2月頃の“税金の申告”作業に追われてそれが終った時に、もっといろいろ準備万端整えておくんだったと後悔しきり。ずっと“山を歩くこと”が楽しくて、頭と身体はそのことしか考えていなかったようです。
昨年の今頃はとにかく右も左も分からずに夢中でしたから、結構早めに準備に取り掛かっていましたが、今年は少し楽になり過ぎていたのか、今になってもまだまだ仕入れの全体量も決めていないのですから。。。でも何とかなりそうです。
と、今週いっぱい頑張ればというメドが立ち、やっと「日記」を書き出しました。ずっと書かなくてはという気持ちはあったのですが、心に余裕がないと思うように行きません。
この後も、6月2日(日)には「安全祈願祭」が町道湯ノ瀬・北又線の入り口付近で執り行われる事になっていますし、4日と5日は富山市消防本部まで出掛けて、防火管理責任者の資格取得講習を受けなくてはいけません。丸2日間も、朝から夕方までお勉強。。。
毎日毎日、楽しみに待っていてくださった方もいらっしゃるようですが、しばらくは「掲示板」も賑わせていただいたり、夏山情報の交換をしていただいたり、ぜひ皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/05/d20020531b.html