この山を越えれば。。。
2002-08-04
シモツケソウ 小屋の横で 02.8.3
夏山最盛期と事故等が重なり、ナンダカンダと7月20日の「海の日」辺りから続いていた朝日小屋のドタバタした毎日も、どうやら今晩と明朝の『山』を乗り越えればひと段落しそうな雰囲気です。
長かったようで短かった毎日。たまの週末が混むだけでなく、繁忙期の前半に集中した事故の影響(アルバイトのみんなの休み時間の返上と、それによる疲労の蓄積)を引きずりつつ、今年は地元の中学生の集団登山が実施されたりして、平日でも心身ともにゆっくりした時間がなくいつも追われているように感じていたのは私だけではないはず。
しかし、それもこれも秋の気配をフッと感じるようになって、もうすぐ終わり。。。
「今年は、受付からゆかりちゃんの掛け声が飛ぶような場面があまりなかったネ!」と週末従業員の皆さんにも言われました。それ程厨房の中のまとまりはバツグンで、本当に哲也を中心に“全員のチームワーク”で乗り切った7月後半からの半月でした。
今食堂では、みんながいつも以上に和やかな雰囲気で夕食の時間、私は食事を終えて抜け出して来てパソコンの前に座っています。
明日は、晴れたらみんなは待ちに待った「ピクニック」に行く計画を立てています。お客様に朝食をお出しして、小屋中の掃除が終わったら出掛けます。私は??…もちろん今回はお留守番です。電話番をしながら、とにかく「ボケーッッ…」としたいなぁ。。。
去年は、眠たくても疲れていても、それでも毎日書いていた管理人日記。今年はサボっているわけではないのですが、忙しくてなかなか毎日のペースが掴めず、「日記を書く、ゆかりモード」に乗れずにいました(笑)。
でも、毎日必ず受付で何人ものお客様から「インターネットで見ましたよ!」「この山へ来る前に毎日日記を見ていましたから、とても参考になりました!」と声を掛けていただいて、本当に嬉しく思いますし、またそんな皆さんの声が励みになっています。
これからは、もう少し気持ちにも時間にもゆとりが持てるはず。朝日岳と朝日小屋の様子を、ぜひまたお伝えしていきますので、お楽しみに!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/08/d20020804a.html