“真冬”の上高地から、青空の広がる徳本峠へ
2002-11-01
出発の朝、上高地西糸屋山荘前にて
02.10.29 photo by 藤林支配人
〈その1〉… “真冬”のような上高地
昨日、無事山から帰って来ました!!
初めて訪れた上高地でしたが、冬型の気圧配置の影響で、10月28日は松本で観測史上最も早い初雪の観測となり、上高地も冬景色でした。
28日(月)は、お昼近くに安曇村役場にて森下さんと合流し上高地へ入ったのですが、10月末とは思えない突然のしかも予想を越える降雪に、上高地へ通じる道路は大混雑。ノーマルタイヤでスリップする車もあり、またすれ違いに時間が掛かりかなりの渋滞でしたので、上高地の中心部へ入ったのは午後の3時も過ぎていました。
28日は出来れば徳本峠小屋まで行きたかったのですが、そんなわけで予定を変更し、急遽「上高地西糸屋山荘」さんに泊まることになりました。
西糸屋山荘のオーナー・奥原 宰さんとは昨年、3県山小屋協会総会の折にお会いしてお話をし、また森下さんも知っていらっしゃるということで「上高地へ行ったら、西糸屋へ泊まったらいいですよ」と言われていましたから、そちらに宿をとることになりました。
気持ち良くお風呂に浸かって、美味しいお夕食を戴いてゆっくり出来たのですが、次の日からの天候が心配。それでも宿の談話室で穂高岳や槍ヶ岳周辺を紹介したビデオを観賞したり、テレビでは長野放送が燕山荘の赤沼さんを取り上げた1時間番組をやっていましたので、それを見ながら「まあ、吹雪でも行くんだろうなぁ。。。」などとゆったり構える事にしました。
ピューピューと風の音が凄かったので時々窓の外を覗いていましたが、夜通し横殴りの強い風が止み間なく吹いていました。
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