さわがに山岳会・小野 健さんたちと
2002-11-28
左から 八朗さん、アイちゃん、マーちゃん、
そして 小野さん、ひとみさん 後ろに シゲノブさん の皆さん
先週の19日(火)、新潟県青海町在住のさわがに山岳会・小野 健さんたちと、今シーズンの慰労(反省?)を兼ねてひと足早い忘年会で楽しい時間を過ごしました。
わざわざ朝日町までおいでくださったのは、小野さんはじめ、「ベニズワイ」「カタクリクラブ」の会から、いつも栂海新道のヤブ刈りなどの整備に携わっていらっしゃる皆さんです。
実は10月末に栂海山荘の小屋閉めがあって、昨年はその山行にご一緒させて頂いた私でしたが、今年は他の行事と重なってしまい残念ながら晩秋(今年は初冬だったらしい)の犬ヶ岳へ行けなかったので、それでは下界で美味しいお酒と楽しいおしゃべりを、とお会いする事になりました。
今年、小野さんは何度も朝日小屋まで登って来てくださって、登山者の皆さんに栂海新道を紹介したスライドの上映会をサービスしてくださいました。12月31日で満70歳とは思えない山男らしい逞しさは健在で、また40年に亘って栂海新道に注ぎ続けた情熱は少しも衰えないように思えます。
栂海新道が開通して30年以上が過ぎ、そこを歩く登山者の主流も中高年に変わりましたが、昨年と今年を見ていると「静かな山歩きを楽しみたい」「アルプスから日本海までを歩き通したい」という皆さんの想いは強く、中には50〜60歳代の女性だけのグループなども日本海を目指して朝日小屋へいらっしゃいました。
いくつものピークを登ったり下ったりあのアップダウンの激しいロングコースを、北アルプスの最北端・朝日岳から海抜0メートルの日本海まで、登山道を維持管理し整備する事がどんなに大変か、小野さんはじめ何人もの関係者の皆さんの姿を見ている1人として、この道が沢山の登山者の皆さんに愛され続け、また大切に歩いて頂きたいと願わずにおれません。
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