白馬村・大町市へ
2002-12-05
3日(火)〜4日(水)、所用があって白馬村・大町市方面へ出掛けて来ました。
その折、用事を済ませた後久し振りに写真家の増村征夫さんにお会いし、案内していただいて穂高町の「ジャン・ジャンセン美術館」を訪ねました。
今回の同行は、OさんとYさん。
私は絵画や美術といった分野に全く疎く、もちろん自分から好んで美術館に足を運ぶという事はないのですが、雪を被った北アルプスの麓で落ち葉を踏みしめながら歩く初冬の安曇野には、美術鑑賞が何とも似合いますネ。
ピカソ、シャガール後のフランス画壇を支えると言われるジャン・ジャンセンだそうですが、少女を描いた「踊る女」の作品たちには私なりに何かしら心惹かれるものがありました。
常々増村さんに言われている、「ゆかりさん、時には美術館や作品展に足を運ぶのもいいものですよ。背景や構図、光りと影など明暗の対比、それから色使い等など、写真を撮る時の勉強にもなります。それから、ゆったりと音楽を聴いたりするのもいいですね。」という言葉の意味が分かるような気がしてきます。
夜は、増村さんお気に入りの「ゆいペンション」に宿泊。増村さんが著書『信州花めぐりの旅・とっておきのスポット23』の中で“まるでかくれ家とでも言いたくなるような”と紹介していらっしゃる宿です。
夕食を頂いてから、オーナーの由比さんを交えてみんなでダーツに興じたり、夏の間に私が撮った写真を見ていただいたり、夜が更けるまでおしゃべりをしたり…。
岩岳スキー場の麓・どんぐり村にある「ゆいペンション」は、白馬連峰を眺めるミズナラの森の中にありました。オーナーご夫妻の家庭的なおもてなしと静かな雰囲気が、忙しい時の流れを忘れさせてくれるようでした。
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