『山小屋物語 女性管理人 雲上生活1年生の感動〜朝日岳〜』
2002-01-04
昨日はチューリップテレビの放送を、家族と一緒にこたつでのんびり見ました。でも自分が主役の作品というのは、見ていてなかなか面映いものですね(笑)。
放送が終わった後には、すぐ親戚や友人達から「見たよ!」のTELやメールが幾つも入りましたが、皆さん「良かったよ、頑張って!」と励まして下さり、本当に有り難い事です。
でも、次から次へと私の涙する場面が流れ、揚げ句には「てらちゃんの涙・なみだ…」のカットや、そのてらちゃんにもらい泣きする森下 恭さんの姿まで、『全編・涙』のオンパレードになってしまいました(笑)。
小屋開け前から始まって、例の「哲也への愛のビンタ」のカット、定員の倍近いお客様が押し寄せた「海の日」のドタバタの様子、小屋閉め、そしてシーズン最後のお客様の遭難騒ぎまで、まあ本当にいろいろな場面でカメラが回っていたのには、本当にビックリ!!
しかしそれにもまして、朝日岳の自然の素晴らしさや厳しさ、小屋に集う仲間たちや支えてくださる関係者の皆さんの姿、そして何より「新米管理人」のドタバタと奮闘する様子と来シーズンへの意気込みや決意が良く描かれていたと思います。
そして撮影場所も、朝日小屋はもちろん、我が家の様子あり、立山室堂山荘への取材、増村さんとの写真教室の為の信州・大町への取材と、本当にいろいろ撮って下さいました。
昨年春に、ディレクターの西山さんが初めて私を訪ねていらっしゃった時の事が思い出されます。…「今年は立山開山1300年という事で、どの局もそちらに力が入っているのですが、私たちとしては富山県の東端にこんな素晴らしい山があるんだという事ももっと紹介したいと思います」
小屋開けから小屋閉めまで、30kg近い撮影用の機材を背負ってあの恵振山の尾根を何度も登って下さったスタッフの皆さん、到底1時間では収まりきらない出来事の数々を徹夜の作業で編集して下さった関係者の皆さん、本当に有り難うございました!!
特に西山さんは山は初心者だったのに、「失神寸前」になりながらも(本人の弁)4度も朝日岳に通って下さって、その努力と根性には脱帽です。
どうやら今年も取材に来て下さるという事なので、頑張ってもう少し成長した管理人の姿をお見せできればなぁと思っています。その節は、どうぞ宜しくお願い致します!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/01/d20020104a.html