茜ちゃん、20歳(はたち)の誕生日とその後の彼女
2003-01-07

2002年10月12日 茜ちゃん・20歳の誕生日は朝日小屋で
左・ケーキを作ってくれた孝太 右・主役の茜ちゃん
(3ヶ月前の話で、恐縮ですが)
(掲示板もご覧ください)
昨年10月12日、小屋閉めを間近かに控えみんなが集まって来ていた朝日小屋で、茜ちゃんの誕生パーティーが開かれました。それも、記念すべき20歳のお誕生日です。何人もいたアルバイトの中で、小屋の営業期間中にちょうど誕生日を迎えて、みんなでお祝いができたのは昨年は彼女だけ。
当日は、孝太が美味しい美味しいケーキを2種類も手作りしてくれたんですヨ。それも2日も前から準備をして…。手間ひまかけた愛情・友情たっぷりのケーキは、みんなに大好評でした!!
茜ちゃんが小屋閉めに登って来るというので誕生会を計画したのですが、主役が当日の朝になって具合が悪くなってしまい、一日延ばそうかという電話がかかって来ました。しかし孝太がケーキを準備してくれたと話すと、茜ちゃんは「。。。。。。」
そして意を決した彼女は、昼過ぎから登り始めました。同行のIさんと一緒に夜7時過ぎ、みんなが待つ小屋に辿り着いた時の彼女、その晴れやかな顔、爽やかな笑顔は本当にステキでした。
(最初は自分の意思とは別な所で話が進んで)ひょんなことから、思いがけず昨年の朝日小屋アルバイトに参加した茜ちゃん。「あかね色」に輝く空を見て感激した話も、この日記に書きました(2002.7.24付け)。
そしてナント…!!
彼女は、昨年末から新年にかけての「正月登山」に福島県の吾妻山へ行って来たそうです。もうこれには、御両親もビックリされたそうですが、私だって本当に驚きました!!だって朝日小屋に来た時の彼女は、「山女」どころか…!?。
その茜ちゃんが、年末年始の冬山へ登るなんて…。
先を越されてしまった(笑)私は、驚き感心すると同時に、『人は変わる!』と思いました。彼女はそのとても素直な心根と、いつもひた向きで前向きな姿勢で、自分の意志をもって変わろうとし、冬山への挑戦を実際の行動に移しました。本当に頭が下がりましたネ…。
この先、茜ちゃんがホンモノの「山女」に変身するかどうかは分かりませんが(笑)、彼女が「自己の確立」を目指し、自分が求める「本当に大切なもの」を追い続ける姿勢は、きっとこれからも変わらないのではないかと思います。
そんな若いエネルギーを今年も分けてもらいながら、私も頑張ります!!
山小屋で若いアルバイトのみんなと接することは、私にとっての『宝もの』として、これからも大切にしていきたいと思います。
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