アースデイとやま2003 「森と川と海のフォーラム」
2003-04-21
19日(日)、魚津市の「新川学びの森」を会場に『アースデイとやま2003』が開かれ、その中の『森と川と海のフォーラムに参加してきました。
日本を代表する河川・黒部川を知る、語る、観るとしたフォーラムで、黒部川とかかわりの深い4人のパネラーの方々が黒部川の魅力と半世紀余りの川の変化、そして現在の問題点や将来の課題を参加者とともに語るというものでした。
実は、昨年の8月中旬に朝日小屋へおいでになった10数名のグループの皆さん、柳又谷を詰めて上がっていらっしゃったのですが、その中に今回の企画に関わった方々がおられて、案内を頂いたのです。
また、一昨年に朝日岳にいらっしゃった太田希生(おおたまれお)さんは、「山ヤさん」かと思っていたら実は「水中写真家」として富山県内の海中を撮り続けていらっしゃる方で、今回のアースデイとやまの中では、黒部沖の水中を撮影した作品も出展しておられて、太田さんからも今回の催しの案内を送ってもらいました。
山小屋関係では、三俣山荘などを経営する伊藤正一さんもパネラーとして参加していらっしゃいました。伊藤さんは、黒部源流を永年にわたって見続けてきた目から見た『ダム』についての発言をされていました。特に、「水圧の影響は山の上まで及ぶ」「山は地下から崩れる」という持論を展開しておられたのが、参加者の注目を集めました。また「地球温暖化」とその影響について、大変心配していると発言され、「自然保護は今や、地球規模で考えなくてはいけない」と話しておられました。
各分科会や会場全体が、大変大勢の参加者で賑わいました。
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