4月初めの日は、ふるさと歩道へ
2005-04-02
4月1日。
年度始めで忙しい皆さんに悪いなぁと思いながら、あまりにお天気が良いので出掛けることにしました。
ジャーの残りご飯でお握りを作り、お茶を用意して慌しく準備をし、娘との約束を済ませて、上横尾の公民館を出発したのはお昼直前。
殿入峠から向こうは初めてなので、この時季の道や雪の様子が分からず、とりあえずかんじきも持たないで長靴で行ける所までと決めました。
杉林の中には、キクザキイチゲやショウジョウバカマなどの春の花が咲き始めていました。
うっすら汗をかきながら辿り着いた馬鬣山の園地からは、前回初めて登った時には見えなかった市街地や青く広がる富山湾、春霞の中には遠く能登半島も眺めることができました。
殿入峠を過ぎ、もうちょっと行ってみようかな、と歩き続けました。
さすが「ふるさと歩道」だけあって、途中何箇所にも案内板が設けてあり、町の歴史や当時の地区住民の生業などに思いを巡らせることができます。
左手に笹川の集落、右手に町の中心部を眼下に見ながら、それほど高低差のない道を歩きます。
途中、マンサクの花が登山道の両側に咲き誇り、まるで黄色いアーチを作っているようでした。雪解け直後にやっと咲き出したばかりのチリチリとしたマンサクも素敵ですが、色鮮やかに満開となったマンサクには感激してしまいました。
時計と睨めっこしながら、「もうちょっと行ってみようかな」と思って歩き続けると、思ったよりも早く三峯(みつぼ)グリーンランドへ着きました。
三峯台地にはまだ雪が残っています。
気持ちの良い青空の中で、少し遅くなりましたがお握りをほお張り、来た道を戻ることに。
デジカメを撮りながらゆっくり往復しましたが、適度な距離と運動量で、「散歩コース」としては大満足。
次回はぜひ七重滝(しっちゃだき)を周り、笹川集落をぐるっと一周したいと思います。
ちなみに、笹川からの林道は、集落から三峯グリーンランドまで3月中に除雪が終わっています。
これで、南保富士へも行き易くなりましたね。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/04/d20050403a.html