白高地沢の様子
2005-07-13
10日の午後から北又に下山して、翌11日(月曜日)に蓮華温泉から白高地沢に現地視察に行って来ました。
今回は初めて、関係する各省庁や機関などの担当者と山小屋関係者が集まって、長年の懸案である蓮華温泉〜朝日岳間の白高地沢地点をどうするかについての現地視察と話し合いの場が持たれたのでした。
「100年に一度」と言われた平成7年の大水害の後、白高地沢流域は『川が落ち着いていない!』というような状況が未だに続いているようです。
一昨年に私たちが見た白高地沢と、そして昨年5月末に見たその場所、そして昨年の台風や豪雨の度にその様子は大きく変わっていますし、それがこの数年の白高地沢の実態です。
上の写真は、上流から下流を見たところです。
昨年の台風と水害の影響で、右岸(蓮華温泉側)の山側から土砂とともに大木も数本倒れてきています。
また、一昨年までは左岸(朝日岳側)に本流があったのですが、これも昨年中にどんどん様子が変わってしまい、今回は完全に右岸側に本流が移っていました。
今年の天候の影響で、白高地沢がどのようにその流れを変えるか、あるいは今のままで数年その様子をそのままに落ち着くのか、なんとも言えない状況が続きそうです。
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