北アルプス 朝日小屋

朝日小屋 TEL 080-2962-4639(衛星電話)
北又小屋 TEL 0765-84-8809
開設期間外 朝日小屋連絡所
 〒939-0711 富山県下新川郡朝日町笹川 清水ゆかり
 TEL & FAX 0765-83-2318

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「ネパールクンデ村を支援する会」から カンパのお願い

2015-06-09

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ネパールクンデ村で、「朝日小屋やっとかっとツアー」笑顔で越年 2005.12.31

朝日小屋にお集まりの関係者の皆様、 そして、朝日岳を愛していただく登山者の皆様へ

すでにご承知の通り、2015.4.25にネパールで起きた大地震により、ネパール国全体に大変大きな被害が発生いたしました。

首都カトマンズの被害の様子などは、連日テレビなどでも放映されておりましたが、車の行けない奥地の村、特に「エベレスト街道」沿いの村々の被害状況についてはまだまだ多くが知らされないままとなっております。 また、ネパール政府からの支援は、奥地に行けばいくほど行き届いておらず、クンデ村でも、政府からの支援は日本円にして1軒7,000円程と聞かされているらしいのですが、もちろんそれらはまだ被災民には届けられていません。

朝日小屋と私の周りには、ネパールシェルパ族に何人もの友人知人がおり、これまでにも何度も小屋に遊びに来てくれています。 また私は、今から10年前の2005年には、朝日小屋の友人たち数名で隊を組み、シェルパ族の彼らの案内で、エベレスト街道をトレッキングし、クンデ村に滞在し歓待を受けました。

クンデ村には、約50~60軒の家々があるそうですが、シェルパ族を中心に、多くの村人が親戚や一族であり、村全体が力を貸し合ってつつましやかな生活を営んでいる、ごく素朴な、本当に山国ネパールらしい村であります。

そんな友人たちとそのご家族のために、今回の災害からの復興を支援するため、私たちに何かできることはないかと、シェルパの友人たちと相談し今回
「ネパールクンデ村を支援する会
代表 清水ゆかり」を立ち上げました。

知り合いのお宅数件のためにカンパ活動をすることも考えましたが、クンデ村出身で、現在富山市在住のプラとの話し合いで、被害の大きかったクンデ村のコミュニティー全体の復興に少しでも役立つためのカンパ活動に取り組むことになりました。

皆様からのご厚意で集まった篤志金につきましては、プラ本人が、今秋11月~12月に、それを携えてネパールクンデ村を訪問することにしております。

ネパール大地震の被災状況に心を痛めておいでの皆様、すでに関係機関に募金を済ませたとおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが、今回のカンパ活動に関しましては、直接クンデ村のコミュニティーに届くことを確約させて頂きますので、ぜひ少しでも皆様のお気持ちを集めて頂ければ幸いです。

募金・カンパ活動の形態といたしましては、 私清水ゆかりは、この後入山してしまいますので、基本的には銀行振り込みにさせて頂きます。(せっかくですが、現金書留での送金はお受けできません)

朝日小屋関係者の皆様につきましては、1口 5,000円をお願いしたいと思います。 またこの後、募金箱を朝日小屋に置きたいと思います。 プラやその他の友人たちのツテを頼って、知り合いのお店などにも募金箱を置かせて頂くことになりましたが、それら全てを、私が下山してくる10月末に集約したいと思っております。

また、皆様のお知合いの方々からの篤志につきましては、金額の指定はしませんので、些少の志からでもお願いしたいと思います。

ぜひ皆様からの温かいお気持ちを、ネパールクンデ村の復興につなげていきたいと思いますので、何卒よろしくお願い致します。

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振 込 先
にいかわ信用金庫 泊支店 (TEL 0765-82-0246)
口座番号 普通預金 0181647
口座名義
ネパールクンデ村を支援する会
(ネパールクンデムラヲシエンスルカイ)

※誠に恐れ入りますが、振込料につきましては、ご負担願います。

私の大切な友人たち、アンチェリン、プラ、テンジン、アンヌル、ヤンジ、ラクパ、ハクパ たちの故郷、クンデ村へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

なお、プラ本人から直接皆様に手紙が届いておりますので、下記に載せておきます。
また、クンデ村の被害の状況写真も直接プラから預かりましたので載せておきます。
どうぞ、よろしくお願い致します。

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私の大切な友人 プラ・ナムゲ・シェルパ 

皆様、こんにちは。 私は、プラ・ナムゲ・シェルパです。

2015.4.25に起きたマグニチュード7.9の大地震で、ネパール全体が大変な被害に遭いました。

そのとき私の故郷・標高3884mのクンデ村も、村ほとんどの家が被害に遭って、さらに二度目のマグニチュード7.4の再度の地震で、村の家がほとんど壊れて、村の住民が家の外で住む状態になりました。 大地震から1ヶ月以上になりましたが、ネパール国からは、車道のないクンデ村では今だに国の支援は何もない状態です。 村住民と、町に出かけた若ものたちも自分たちの村に帰り、今みんなで力を合わせ、なんとか壊れた建物から使いそうな物を出し、外でブルーシートのテントを建てテント生活をしています。 これからネパールも雨季になるので、ブルーシートとテントでは大変だと思います。さらにクンデ村の収入のほとんどはエベレスト街道をトレッキングする登山客に関連するもので、今年は大地震のため観光客もいなくなり大変です。

クンデ村のみんなが、一生懸命大地震からたち上がろうとしてるので、私も故郷のためにちょっとでも力になれたいいなと思い、朝日小屋のゆかりさんに相談して、クンデ村ために募金活動することになりました。

みんなさんの募金は、大変な被害のある方々にちゃんと届けますので、ぜひ募金をお願いします。

2015.5.30
ネパール・クンデ村出身 富山市在住   プラ・ナムゲ・シェルパ

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