『百名山』でなくても…
2003-03-21
深田久弥の『日本百名山』、皆さんいくつ登っていらっしゃいますか?
急激な中高年登山者の増加と、ほぼ時を同じくして始まったのではないかと思われる「百名山ブーム」。しかし最近は、その“火付け役”ともなったマスコミの中にも取り上げ方に少々の反省も見られたり、登山界全体の中でもいろいろの議論があったりして、ブームにも翳りが見えてきたとか聞いています。
私はいくつ登ったのだろう、と思って数えてみました。
でも、何しろ「朝日岳しか知らない」私です(笑)。管理人になる以前に登っていたのは、お隣の白馬岳と、中学校の集団登山で行った立山、そして小さい頃家族で遊びに行った霧ヶ峰。一昨年には笠ヶ岳に登りましたが、2年続けて折立から登った薬師岳は実は山頂を踏んでいません。写真教室に行った美ヶ原は、ピークは何処だったんだろう。
すぐ近くの雨飾山も未踏の山です。これからですね、楽しんで登りたいです。
それからこれは、全く私個人の感想なのですが…朝日岳は、『日本百名山』に選ばれなくて良かったのかもしれません。
もちろん、山を愛する皆さん一人一人それぞれの中に、大好きな山、想い出の山、忘れられない山があって当然なのです。深田久弥もこんな、ある意味の“騒ぎ”や“ブーム”になるとは思っていなかったでしょうね。
私の中では、朝日岳はどの山にもまして『日本一名山』なのです。いつまでも、どんな時にも、愛する山に変わりはありません。
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