『北アルプス三美人』
2003-05-15
京都のmtenさんの書込みにより、『北アルプス三美人』の話題でかなり賑わった掲示板。いろいろご意見を賜り、本当に有り難うございました!
辞書をひも解くと、
『美人』は…「姿・顔かたちの美しい女性。美女」
『美しい』は…1.形・色・音などが快く感じられ、人をひきつけるさま。キレイだ。 2.精神的・倫理的に人の心をうつさま。
まぁ、しかしどれをとっても確実に「主観」の世界ですよネ。つまり十人十色、誰がどう思おうと、自分がいかに感じ評価するか。ハハハ…。
昔から「美人」の条件として挙げられるのは“色白”やパッチリした目や高い鼻など“整った顔立ち”。でもでも、それからすると私なんて条件のどれにも当てはまらないから、やっぱりせっかくの『北アルプス三美人』も潔く返上しようかと…(笑)。
ただし、週末従業員の由起子さんが書いていたような“特別な要件”で選考されるならば話は別かもしれません(爆笑)。
実は、一昨年に朝日小屋にお泊りになられた山梨県甲府市の犬飼さんが、受付に座ってにこっと笑っている私の姿をいつの間にか写真に撮って、わざわざ送ってくださいました。大きく引き伸ばされたその写真、嬉しくなってそれを − 飾るの? よせばイイのに、と子ども達や哲也からは散々言われましたが − 昨年、朝日小屋の食堂にチョコッと飾ってみました(かなりの自己満足・笑)。
その犬飼さんの写真には、『北アルプス三美人』朝日小屋・清水ゆかりという文字が載っています。あとのお二人はどなただったか、よく覚えてないのですが…。
ちなみに、掲示板にもありましたが「あとのお二人」についてはいろいろな説がありそうです。もちろん、私が必ずしも入っているとは限りません。何しろ「主観」の世界ですので(笑)。
山小屋ご主人の奥様達には綺麗な美人の皆さんも多いのですが、実際に小屋を切り盛りしている方の中から選ぶとなると、どうでしょう。皆さん、私なんか到底かなわない美人さんばかりです。
薬師岳山荘の堀井よし子さん、この方は“美人”です。元ピアノの講師をしていらっしゃったというだけに、ガサツな私なんか比べものにならない位エレガントで、同性としても憧れます。山小屋協会の総会等でお会いしても、いつも優しくアドバイスしてくださいます。
蝶ガ岳山荘の中村圭子さん、未だお会いしたことはないのですがこの方もかなりの美人だと聞いています。本の中のお写真を拝見すると納得します。年齢も、山小屋の女性オーナーの中では一番お若くて、とてもしっかりしていらっしゃるとか。今度は蝶ガ岳山荘も行ってみたいですね。
船窪小屋の松沢寿子さん、年齢は分かりませんが昔から山小屋を切り盛りされて有名な方ですよね。優しく、心のこもったおもてなしが評判です。私もぜひ一度泊まって、お話が出来たらなぁと思っています。
それから、あのNHKの番組でも取り上げられた「仙人のお母ちゃん」、仙人ヒュッテの志鷹静代さん。もちろん年齢はかなり上ですが、裏劍の景色と共に、静代さんを慕って毎年小屋を訪れる常連さんが多いと聞いています。私にもあの年齢までガンバレと言ってくださった方がいらっしゃるので、努力したいです。
こんなにステキな山小屋の皆さんに、決して優劣は付けられませんね!どの方も皆さん、小屋を守り登山者の皆さんに喜んでもらおうと奮闘していらっしゃる姿は、本当にステキで、またどなたも輝いて『美人』でいらっしゃるのではないでしょうか。
私がもし、皆さんと太刀打ちできるとしたら「顔の色の黒さ」…これはピカイチかも(笑)!
あとは、やっぱり「笑顔」!!…勝負できるとすれば、これでしょうか。日々、努力です。
いろいろな山小屋に泊まっていらっしゃる皆さん、誰が一番でも構いませんよね。SMAPの歌の文句じゃないけれど、「Onry One」ですから!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/05/d20030515a.html