北アルプス 朝日小屋

朝日小屋 TEL 080-2962-4639(衛星電話)
北又小屋 TEL 0765-84-8809
開設期間外 朝日小屋連絡所
 〒939-0711 富山県下新川郡朝日町笹川 清水ゆかり
 TEL & FAX 0765-83-2318

2021年シーズン、朝日小屋の営業について

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午後から、下山!!

2005-07-10

朝日岳をバックに、コバイケイソウの画像

朝日岳をバックに、コバイケイソウ

 登って来た(と言っても、ヘリでですが)ばかりなのに、今日の午後から下山します。。。

 明日、糸魚川の蓮華温泉で大事な会合があり、そちらに出席のためです。

 登ったり下りたり、結構いろいろと大変ですが、ガンバリマス。

白高地沢の様子

2005-07-13

白高地沢の様子  05.7.11の画像

白高地沢の様子  05.7.11

 10日の午後から北又に下山して、翌11日(月曜日)に蓮華温泉から白高地沢に現地視察に行って来ました。

 今回は初めて、関係する各省庁や機関などの担当者と山小屋関係者が集まって、長年の懸案である蓮華温泉〜朝日岳間の白高地沢地点をどうするかについての現地視察と話し合いの場が持たれたのでした。

 「100年に一度」と言われた平成7年の大水害の後、白高地沢流域は『川が落ち着いていない!』というような状況が未だに続いているようです。

 一昨年に私たちが見た白高地沢と、そして昨年5月末に見たその場所、そして昨年の台風や豪雨の度にその様子は大きく変わっていますし、それがこの数年の白高地沢の実態です。

 上の写真は、上流から下流を見たところです。
 
 昨年の台風と水害の影響で、右岸(蓮華温泉側)の山側から土砂とともに大木も数本倒れてきています。

 また、一昨年までは左岸(朝日岳側)に本流があったのですが、これも昨年中にどんどん様子が変わってしまい、今回は完全に右岸側に本流が移っていました。

 今年の天候の影響で、白高地沢がどのようにその流れを変えるか、あるいは今のままで数年その様子をそのままに落ち着くのか、なんとも言えない状況が続きそうです。

白高地沢に橋が架かりました!!

2005-07-13

業者さんによる、橋架け作業の様子   05.7.11の画像

業者さんによる、橋架け作業の様子   05.7.11

 11日(月曜日)、糸魚川市の業者さんの手で白高地沢に橋が架かりました。
 6月末から続いた大雨で、工事が延び延びになり架設の予定が大幅に遅れていましたが、どうにか3連休に間に合いホッとしています。

 架かった地点は、昨年と同じ場所です。

 左岸側(朝日岳側)にあって、登山道から川原に下りた地点から少し上流に向かって歩きます。

 朝日岳側から来ても、蓮華温泉側から来ても、上流にありますので、ガスがかかっていたりすると位置を確認しづらいかもしれませんが、かなり大きな岩と岩の間に架かっていますから、必ず目に付くはずです。

 右岸側(蓮華温泉側)では、崩れた山肌を「へツル」ようにして歩かなくてはいけないので、くれぐれも注意して通行してください。

帰って来ました!!

2005-07-13

キヌガサソウの画像

キヌガサソウ

 今日のお昼過ぎ、小屋に戻りました。

 この時期に、北又から歩いて登るのも珍しい私です。
 用事があって慌しく下山する時には見えないものも、心にも身体にも少し余裕を持って登った今日は見えたように思います。

 16日からのお天気はどうでしょうか。
 今日も、午後から雨が降り出しています。

 夕日ヶ原のお花たち、チングルマもまだまだ蕾が多くてびっくりしました。

 夏の照りつける暑さが、恋しいですね。

栂海新道の様子

2005-07-14

未だかなりの量の雪が残る   05.7.10の画像

未だかなりの量の雪が残る   05.7.10

 先日の夏山事前パトロールの折、富山県警山岳警備隊の2名と小屋からの1名が、10日〜11日にかけて、栂海新道の登山道の様子を確認に行って来ましたので、その様子を報告します。

 栂海新道の雪は、まだかなり残っています。
 一昨年の同時期にこのルートを歩いている、県警の谷口隊員がビックリするくらいの量があります。

 朝日岳側から下ると、アヤメ平上部、そして黒岩平上部に多く残っています。
 
 アヤメ平上部では、長さ・幅ともに約50メートルにわたっているそうです。
 また黒岩平付近は、「雪がベッタリ!」という表現が適当だと思われます。長さは約150メートルほど、幅は50メートルくらいでしょうか。

 どちらも、急に斜面が落ちているような箇所に雪が残っていますから、場所によってはかなり勾配が急だと思っていてください。

 特に、梅雨明け前はガスが出やすい天候が続きますのでルート確認が難しいと思います。また雪の斜面は“スプーンカット”状態です。
 
 この3連休辺りに栂海新道を計画していらっしゃるお客様は、必ず地図とコンパス、ピッケル、場合によってはアイゼンの携行が必要となります。

 上の写真は、アヤメ平の上部。
 途中で雪が横に切れており、平野分隊長が立っている箇所からまた雪が続いているそうです。

雪が多いと。。。

2005-07-14

黒岩平上部   05.7.10の画像

黒岩平上部   05.7.10

 雪が多いと、今の時季では夏道が頼りにならない場合があります。

 上の写真を見ていただくとよく分かると思いますが、ガスったり雨が降ると、雪も白で周りも真っ白という状態になります。
 
 ベンガラでのマーキングもしてありますが、雨が降ればそれも分かり辛くなります。

 必要な装備や携行品の、再確認をお願いします。

「雪はどれくらいありますか!?」

2005-07-14

黒岩平の急斜面  05.7.10の画像

黒岩平の急斜面  05.7.10

 毎年、「雪はどれくらい残っていますか!?」という質問を度々受けます。

 なるべく分かり易いようにお答えしているつもりですが、それも今日明日の様子ならお答えできるのですが、7月末の様子となるとこればかりはこの後の天候次第です。

 上の写真は、黒岩平付近の様子です。
 斜面がかなり急なことも、よくお分かりいただけるかと思います。

 北陸地方、特に北アルプスの北部地域では3月・4月、そして5月になっても降雪がありました。
 稜線では早く消える雪も、谷の中や沢筋、影になっているところではまだまだ残っている場合が多いのです。

 これからも、なるべく写真の画面で見ていただけるようにしていきたいと思っています。

 お花の開花も遅れているように、夏道がすっかり見えて本当に夏山らしくなってくるには、まだ1週間〜10日近くかかるのではないでしょうか。

蓮華温泉方面について

2005-07-15

「千代の吹き上げ」〜八兵衛平付近  05.7.14の画像

「千代の吹き上げ」〜八兵衛平付近  05.7.14

 14日、蓮華温泉方面の登山道の確認に、「花園三角点」付近まで行って来ました。

 それによると、まだ登山道に雪はあります。
 一番多いのは、やはり例年最後まで雪が残る、「千代の吹き上げ」〜八兵衛平付近です。

 上の写真にあるように、連続して雪があります。
 
 ベンガラでのマーキングをして、ステップも切ってきましたが、斜面の斜めトラバースの箇所もありますのでくれぐれも注意して通行願います。