力仕事
2005-07-15

スコップで、ツルハシでの作業が続く 05.7.14
山小屋での仕事は、本当に多岐にわたります。
直接お客様の目に触れる仕事は、小屋の中でのことが多いのですが、皆さんが少しでも安全に快適に山を楽しんでいただけるよう、若いアルバイトのみんなが頑張ってくれています。
力仕事、頼もしいみんなです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/07/d20050716b.html
2005-07-15
スコップで、ツルハシでの作業が続く 05.7.14
山小屋での仕事は、本当に多岐にわたります。
直接お客様の目に触れる仕事は、小屋の中でのことが多いのですが、皆さんが少しでも安全に快適に山を楽しんでいただけるよう、若いアルバイトのみんなが頑張ってくれています。
力仕事、頼もしいみんなです。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/07/d20050716b.html
2005-07-16
水平道の分岐点 05.7.15
昨日、水平道の点検に行って来ました。
例年ですと、この連休前に通行ができるようになることが多いのですが、今年はやはり雪が多目です。
雪の量もさることながら、危険な箇所が、今の梅雨時の雨で一番危険な状態になっています。
このため、水平道については今しばらく『通行止め』にしたいと思います。分岐点から先は、山頂周りでお願いします。
通行が可能になりましたら、またお知らせしたいと思いますので、ご了承ください。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/07/d20050716c.html
2005-07-16
沢筋に残る雪が、危険な状態 05.7.15
沢筋に残る雪の下は、ガラガラの危険な箇所です。
注意して渡っていても、大勢の登山者の方が通行するにはどんなことになるか予想が付かない危ない状態です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/07/d20050716d.html
2005-07-16
水平道には、未だ雪があります 05.7.15
これもよく聞かれる質問です。
しかし、登山者の皆さん個人個人の技術や実力の程で判断していただくしかありません。
若いアルバイトのみんなは、作業には長靴で出掛けることが多いです。
しかし、夏山のスプーンカットになった雪の上を歩く技術は一人一人です。わずかな傾斜の箇所ででも、怖がる方もいらっしゃいます。
水平道にだけついて言えば、キックステップで十分ですが、雪の上を歩くのが苦手だとか恐怖心があるという方なら、4本爪程度のアイゼンがあれば良いかと思います。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/07/d20050716e.html
2005-07-16
割られた窓ガラス 05.7.15
先日の夏山事前パトロールの際、雪倉岳避難小屋の窓ガラスが割られているのが発見されました。
蓮華温泉側にある窓ガラスが、明らかに故意に何人かによって破られたと考えられます。
多分、施錠されていた鍵を開けるためにそこだけを破ったものと思われます。
何時のことかは分かりませんが、おそらく表の引き戸が開かなかった冬から春先辺りまでの間でしょうか。
そのため、2間ある板の間のうち、入ってすぐの土間に近い箇所が雪や雨風が吹き込んだことにより、水浸しの状態になっていました。
きれいに使っているうちはそんなことはないと思うのですが、水浸しの板の間に上がるのには土足だったのでしょうか、アイゼンの痕まであったそうです。
この先は、夏の間に板の間が乾くのを待つしかないような状態ですが、いくら非常事態だったとはいえ、今後とも常識ある利用をお願いしたいと切に思います。
また、何度もこの日記の中でも書いていますし、電話でのお問い合わせの際にもはっきり申し上げておりますが、雪倉岳避難小屋はあくまで『緊急用』の建物です。
今の状態では尚更のこと、緊急避難の時以外のご利用(宿泊)はされないよう、初めから避難小屋を宿泊施設として山行きの計画に組み込むようなことがないよう、重ねてお願いします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/07/d20050716f.html
2005-07-16
腐っていかないか、心配な板の間 05.7.15
長い行程の白馬岳〜朝日岳の間にある雪倉岳避難小屋。多くの登山者の皆さんにとっては、本当に有難い存在だと思います。
でも、管理人が常駐しているわけではないのです。
混み合えば皆さんで譲り合うことが大切ですが、それも板の間2間だけとなれば結構いろいろ大変です。
今回も、破れた窓の応急処置と板の間の拭き掃除、それから登山者が放置していったゴミの処理などに出掛けました。
もちろん、富山県から管理を任されている立場の朝日小屋としては当然の仕事です。
シーズン中に時々はそうやって小屋のアルバイトが様子を見に行ったり、森林管理署のグリーンパトロールが見廻ったりもしていますが、くれぐれも良識ある利用をしていただき、今後とも大切に守っていきたいと思っています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/07/d20050716g.html
2005-07-19
県警ヘリ「つるぎ」 朝日平にて 05.7.18
17日の夕方、連休で賑わった朝日岳周辺で負傷者が出ました。
白馬岳から朝日小屋に向けて縦走中のお客様でしたが、雪倉岳を下りきった辺りで、木の根っこに足をとられてしまい右足首を捻挫されたようです。
幸いその他に目立った外傷はなく、仲間の方に支えられて朝日小屋までいらっしゃいましたが、自力歩行はとても困難。
夏山警備で朝日小屋に入っていた県警山岳警備隊・谷口隊員の判断で、ヘリコプターでの下山となりました。
これから始まる夏山シーズン最盛期。
無事に下山口まで辿り着いてこそ、思い出に残る楽しい山行きとなり、「あぁ、あの山良かったね!」と言えるはずです。
思いも掛けないアクシデントを避けるためにも、くれぐれも『実力や体力に見合った、無理のない計画』での登山をされますよう、山小屋からも重ねてお願いしたいと思います。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/07/d20050719a.html
2005-07-19
踏み抜きが心配 薄くなって、危険な状態の雪 05.7.17
水平道は、今日現在『通行止め』となっています。
県警山岳警備隊・谷口隊員が17日に確認したところによると、最終的にまだ沢筋を登山道が通っている地点で、危険な箇所が1〜2箇所残っており、そこの雪が融けて落ちるまで3日ほどかかるだろうということでした。
明日か明後日には、再々小屋から登山道の点検に出掛け、安全を確認した上で、今週木曜日中には水平道を通行可能にしたいと思っています。
もし、分岐点にまだ「通行禁止」の看板がありましたら、安全第一で朝日岳山頂を廻って頂きますよう、よろしくお願いいたします。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/07/d20050719b.html