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久し振りに、夏のメンバーが揃って
2005-09-25
楽しい夕食のひととき 05.9.24
昨日、北又から懐かしいメンバーが上がって来てくれました。
常連のシュンちゃんを先頭に、夏にアルバイトをしてくれたまち子ちゃん、“ボッカ・バイト”に大活躍してくれた川原青年、高校生の頃からアルバイトに通ってくれ今夏週末毎に手伝ってくれた慎ちゃん。
それが、1ヶ月も前からこの連休中に朝日小屋に大集合しようと計画し、それぞれに声を掛けていたとか。私や小屋に居るみんなを驚かすつもりだったようです。
しかし、まともに玄関から入らず地下室から“進入(侵入!)”するというオマケ付きの「お忍び山行」も、ちょっとしたハプニングから事前に情報が伝わりバレバレ…。
それでも、私をビックリさせようという、思いがけないみんなの大集合には、本当に感激しました!!
夜は、“例の”テレビ東京の番組のビデオをみんなで観賞しました。
ボッカで頑張った川原青年や慎ちゃんの姿が映り、「トイレットペーパー事件」ではリュウジのとぼけた応対(本人は真剣!)にドッと笑いが起こり、そしてまち子ちゃんの笑顔とピースサインには全員が納得!!
北又から登って来てくれた保勝会のNさんも交えて、そんな楽しい、夏の繁忙期を懐かしく思い出させてくれた一夜となりました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/09/d20050925a.html
紅葉の様子
2005-09-25
朝日平から、朝日岳山頂方面を眺める 05.9.24
先日「気温が8℃まで下がり、寒いです」と書きましたが、その後気温は朝方でも10℃以下にまでなかなか下がることがありません。昨日・一昨日には陽が射して、日なたでは20℃近くにもなりました。
早い年でしたら、そろそろ「初氷」や思いがけず「初雪」が見られても不思議でない頃なのですが、今年はどうもまだそれ程まで寒くはなりません。
週間天気予報を見ても、まだ9月中は、グンと気温が低下することも無さそうなことを言っています。
草紅葉は進んで、キンコウカの葉はますます鮮やかな朱色に近付き、ちらほらチングルマの葉も赤く色付いています。
しかし、2000メートルを超える地点でも、ダケカンバやナナカマドの色付きには未だもう少し早いでしょうか。
紅葉の見頃は、10月になりそう…(!?)。
この後のお天気と気温次第なのですが、もしかしたら、10月の3連休辺りが最高に「山が燃える」かもしれませんね。
蓮華温泉方面は、雪倉岳や赤男山そして朝日岳の裏斜面の紅葉、そして五輪尾根の色付きが最高に素晴らしいです。
また栂海新道方面も、照葉の池から黒岩平辺りまでが、10月に入って紅葉の見頃を迎えます。
北又からの道も、昨年は小屋閉め頃が恵振山山頂周辺が素晴らしかったです。
白馬岳からの水平道は、昨年一昨年と、ここも10月に入ってからが本当に素敵でした。
毎年毎年、その年年で紅葉の始まりや見頃の時期が少しづつ違うので、「絶対この頃!」とは言い切れないのですが、今年は10月に入れば、どのルートを歩いても、山は赤や黄色の綺麗な衣を纏って私たちを迎えてくれるだろうと思います。
もちろん、これから先は、秋と冬が「行ったり来たり」の時季となります。
くれぐれも、『それなり・それ相応』の計画と準備・装備をお忘れなく!!
秋の朝日岳へ…、お待ちしております。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/09/d20050925b.html
一年に一度、恒例の『出張』に!
2005-09-28
二人でニッコリ!! 白馬岳山頂にて 05.9.26
留守をしていました。
26〜27日、年に一度の、白馬岳への『出張』に出掛けて来ました。
当日は、アルバイトのみき子ちゃんと二人。
人一倍足の速いみき子ちゃん(北又〜朝日小屋で3時間、朝日小屋〜親不知を10時間弱で駆け抜ける!)、遅足の私に付き合ってくれて、きっと疲れたことでしょう。
両日は時々ガスも掛かりましたが、それでもビュースポットとなるポイント毎に雄大な景色を眺めることができ、秋の「大蓮華」の山々を楽しむことができました。
朝日岳周辺の紅葉にはやはりもう少し早かったのですが、それでも至る所でナナカマドの実が赤く色付き、草紅葉も見事でした。
全山を彩る木々の紅葉・黄葉も、もうしばらくでしょう。
登山道を確認・点検し来シーズンの課題を見つけたり、登山者の皆さんの大変な思いを体感したり、山小屋での喜ばれる「おもてなし」は??と考えたり…。
自分の足も、元気でした!!
今日明日と、今度はテツと天神の“男組”二人が白馬岳へ出掛けています。留守番がみき子ちゃんと二人だったので、ちょっと日記を書くのが遅くなってしまいました。
“男組”二人は、しっかり「休養」にしてあげようと思っていたのですが、「あっちの草、もう少し刈って来て!」「竹がかなり伸びていたから、ナタかカマか、ノコギリも持って行って!」と、結局用事を言い付けられてしまって(苦笑)、ちょっと可愛そうだったかしら。
そんなこんなで…、
小屋閉めまであと2週間となった朝日小屋です。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/09/d20050929a.html
『常歩無限』
2005-09-28
雪倉岳山頂付近から眺める、白馬岳・旭岳 手前は鉢ヶ岳 05.9.26
元富山県警山岳警備隊々長の谷口凱夫さんが、著書などに好んで書かれる中に、『常歩無限』という言葉があります。
私も、とても好きな言葉です。
一年に一度必ず、私が白馬岳や蓮華温泉への道、あるいは春の栂海新道を歩くのは、登山道の点検が主な目的です。また、朝日小屋へ通って下さる登山者の皆さんの気持ちを少しでも実感したいという、そんな思いからです。
しかし、他にも私なりの“想い”があります。
雪倉岳山頂付近から眺める、白馬岳や旭岳の雄姿が大好きです。
いつもはお客様からの問い合わせのお電話では、「白馬岳から朝日岳、そして蓮華温泉へと周るコースが一般的だし、そちらの方が少し楽ですよ」とお答えしています。それぞれ実力次第ですが、実際にはそうだと思います。
しかし、「上り」と「下り」では、見えるものや感じ方に少しですが違いがあると思っています。
どっしりと大きな山体の雪倉岳の登りは、結構キツイです。
でも広々としたその山頂に立って、行く手に見える白馬岳の堂々とした山容を眺めると、いつも、憧れにも似た感情とともに溜め息が漏れるのです。
「これから、あの山に登るんだ!」という不思議な感情が湧いてきます。
そして朝日小屋への帰路、所々で振り返ると、白馬岳はどっしりと大きく構えています。
「あぁ、あんな遠くから来たんだ…」という想いと共に、「人間って、素晴らしいなぁ…」と勇気付けられます。
『常歩無限』
… 常に歩く(歩む)、限りが無い
… 小さな歩みでも、限り無く前に進むことができる
その力と勇気を貰いに、私は毎年、白馬岳へ登って来ます。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/09/d20050929b.html
いろいろな、紅葉
2005-09-28
鉢ヶ岳巻き道で出会った、ナナカマド 05.9.26
前にも何度も書いていますが、朝日岳周辺の紅葉は本当に「値(あたい)」があると、私は思っています。
先日の研修会の折、蓮華温泉ロッジの田原さんともお話しましたが、「鉱山道」、そして「五輪尾根の紅葉」はそれはそれは素晴らしいと、二人で頷き合いました。
そして、北又からの恵振山周辺の紅葉、これも決して見劣りせず素敵です。
それから、もちろん水平道も見事に色付きます。
でも、やはり山渓や岳人には、ホント、これが載らないんですよねェ!! (半分不思議、半分呆れて)
まぁ、『知られざる』というのが今はブームのようですから(苦笑)、『知る人ぞ、知る』というのがイイのかもしれません。
だからこの数日、少ないながらも朝日小屋にお出でになったお客様は、本当に喜んで下さっています。
小屋が静かで、紅葉が楽しめる…
お客様同士の会話も弾み、お食事もゆっくり。湯豆腐のお鍋を囲んで、明日の山行に思いを馳せ…。
10月体育の日辺りの連休が、紅葉も見頃でしょう。
朝日小屋は小屋閉め直前で、シーズンの終わりを締め括るべく、ホッと安堵の、少し「お祭り気分」でしょうか。
「ゆかりちゃん、もっともっと、紅葉が素晴らしいって書けば!!」と良く言われるのですが、それなりに毎年書いてアピールしているとは思っているのですが(苦笑・微笑)。
紅葉を見に、ぜひお出掛け下さい。
お待ちしています。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/09/d20050929c.html
ちょっとだけ、ブルブルッと
2005-09-29
うっすらとお化粧をして 今朝のチングルマ
「なかなか気温が下がらない」 そんなことばかり書いていたのですが、今朝は全国的に秋晴れとなったようで、山の上では少し寒くなりました。
早朝5時の気温は、4℃。
「初氷」は未だですが、それでも今朝は木道の上にうっすら霜が付いていました。
チングルマも赤く色付いて、その周りが薄く白くお化粧をしていました。
こんな可愛らしい素敵な姿が見られるのも、朝陽が射し込む前、ホンの少しの間です。
秋が深まる、山の朝。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/09/d20050929d.html
無題
2005-09-29
秋らしい、こんな風景にも出逢って 05.9.27
ただボーっと。
青い空、それから、流れる雲を眺めているだけでも。
山へ来た楽しみも、甲斐も、ある。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/09/d20050929e.html
あ、た、た、た、た…
2005-09-30
色付くオヤマソバ 雪倉岳の斜面で 05.9.27
オヤマソバじゃないけれど、みき子ちゃんも私もすっかり“色付いて”しまいました!!(苦笑)。
白馬岳山行は、時々ガスもかかる中、真夏の陽射しほどではないにしてもお天気に恵まれた山歩きを楽しみました。
結果、夏の間中Gパトで毎日歩いていたみき子ちゃんでさえ、今シーズン一番日焼けをしたのではないでしょうか。
私なんか、やっとさえ黒い顔が、なお真っ黒に!!
「あ、た、た、た、た…」は、日に焼けて突っ張った顔が、昨日からは小鼻辺りの皮も剥けてきて。。。
小屋閉め間近で、そろそろ髪はボサボサ、顔はどこの国の人?と言われそうなくらい真っ黒で。
あ〜ぁ、早く髪を切りたいな!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2005/09/d20050930a.html