本格的な入り込みは、「海の日」以降
2015-07-08
一昨日、7月6日には、番頭さんのトモをはじめ私も含めて小屋のみんなで、登山道の確認に行って来ました。
小屋~朝日岳山頂~水平道分岐(小桜ヶ原側)~水平道~小屋
今シーズンの北アルプス全般に亘っての傾向だと思いますが、稜線に近い場所では思いのほか残雪は少なくまた雪解けも進んでいます。
しかし、沢沿い谷沿いなど、昨年12月等雪のシーズン初めに降った雪が雪崩れて集まったであろうと思われるような箇所では、驚くほどの雪が未だ残っています。
特に水平道の中に入ると、V字に沢状になっている2つの箇所で、例年見られないほどの雪が溜まっていて、本当にビックリしています。
少しずつ、ご予約もご質問のお電話も増え始めていますが、まだまだ朝日岳周辺は残雪がたっぷりあります。
そうでなくてもこの梅雨の時季、ガスにまかれると、残雪の上ではルートファインディングが大変です。
残雪が少なくなり、道迷いや滑落の心配なく歩けるのは、7月中旬以降、下旬に近付いてからだと思います。
百花繚乱のお花が咲き乱れるのも、その頃ですし、また8月に入っても朝日岳周辺では、いつ来ても必ずお花たちは出迎えてくれますから、ご安心ください。
朝日岳への山行計画が整いましたら、お電話にてご予約ください。
今のところ、定員の100名に達している日はありませんが、各週末を中心にご予約が増え始めています。
ただし、この頃のお客様の傾向としては、週間天気予報を見てからでないと山行を決定しない、と言うケースが多く見られますから、どの週末が一番混み合うかは、今後の状況次第となっております。
計画が決まりましたら、早めのご予約をお勧めします。
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