6月20日現在、周辺の様子
2017-06-21
昨日(6月20日)、登山道や残雪の様子など、周辺の状況を確認しに出掛けてきました。
小屋~朝日岳山頂~吹き上げのコル~照葉の池~八兵衛平~山頂に戻る~水平道分岐~水平道~小屋
残雪は、例年並みかそれ以上、場所によってはかなり多いところもあります。
今しばらくは、
アイゼン・ピッケルは必携です。
地図と、出来ればGPSなどの装備もお願いします。
また、登山道が完全に雪で隠れている個所のほうが多く、目印となる灌木などが雪の下になっていることもあり、広い雪原が続くような場所もあることから、ルートファインディングが厄介です。
もちろんこの先、何度も偵察に出掛けますが、7月に入って登山者の皆様が歩かれるような時期になれば、ベンガラでのマーキングやステップ切りも始める予定です。
なお、蓮華温泉・白馬岳周辺の山小屋さんの話を総合すると、今の時期としては「例年に比べて、雪が多い」
高山植物の咲き出しも鈍く、夏のお花の開花は「例年より、1週間から10日以上は遅れるのではないか」
平年より9日遅く、ようやく梅雨に入った北陸地方。
この後のお天気の具合で、お花たちの様子も変わってきますので、またその様子をお知らせしていきたいと思います。
朝日小屋の周りですが、例年小屋入りする頃(6月20日前後)には、ハクサンコザクラやシナノキンバイなどの花たちが少しずつ咲き始めているのですが、今日現在、小屋の周りで確認できるのはショウジョウバカマだけ、です。
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