快晴の白鳥山
2001-05-20
お風呂上りのビールならぬ冷たいお茶を飲みながら、今日の感激を忘れないうちに…。先週の越道峠に続いて最高のお天気に恵まれた今日の山行、行先は新潟県との県境の山・白鳥山(標高1286.9m)
登り口は、「山姥伝説の里」新潟県青海町上路地区にあり、最近は親不知からの栂海新道コースも人気があります。今日は坂田峠を取り付いて、金時坂の急坂を行くコースでした。でもそこは息つく間もない恵振山の坂を登る為の訓練と思い、ひたすらガンバル…。残雪も多かったのですが、中途半端に木々が起きていたりして歩きにくく、雪の消えた傍から咲く満開のカタクリやイワウチワ、マンサクにも励まされての登りです。途中935mのピークまでが結構キツイ…。
その後は遠くに連なる山々の名前を確認しながら、快晴の空にふーっと息をしてまた登り続けます。しばらく行くと視界の中には頂上に「白鳥小屋」、正面には犬ヶ岳、そしてその奥には朝日岳が見えて来ます。
立派な白鳥小屋に感心し、汗を拭ってからお昼の準備。もう用意万端のお姉さま方が、何やらお鍋にお湯を沸かし始めました。ネギとゴボウの香りを漂わせて「団子汁」の出来上がり。今日もひと口のビールと共に、「団子汁」が美味しかった!!
朝日岳と前朝日、そしてちゃんと朝日小屋も確認でき、今日の目標はクリアしました。(少し霞んで見えたので、私の安物デジカメでは朝日岳の様子はあまりハッキリしないかも)
下りは、先週のピッケルを使った「滑落停止訓練」の復習をしながら降りました(他人が見ると、まるで雪遊び!?)。が、何度もやると腕が疲れてきて「もうダメ…」。登り口に近づく頃には、金時坂の急坂に暑さが加わって汗が噴き出し、私の顔はまさに「金時さん」のように真っ赤でした。
登りはゆっくり写真を撮りながら2時間30分、下りは遊びながら1時間30分。
父もよく登った山…、来年からは毎年この時期に登りたいと思います。
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