白馬岳〜朝日岳間の登山道の様子など
2001-07-08
夏山の最盛期を前に、富山県警山岳警備隊の古崎隊員と朝日岳方面遭難対策協議会の救助隊メンバーによる「夏山事前パトロール」が実施され、今日は白馬岳から朝日岳に向かって登山道の確認・整備とベンガラによるマーキングが行われました。
それによると、残雪の状況としては、鉢ヶ岳のトラバースは昨年の半分以下(昨年が多かったので、例年並み)。殆ど夏道が露出していますし、まだ少し残っている雪渓にも、ベンガラによるマーキングをしてきたという事です。
昨年かなり遅くまで雪に覆われていた小桜ヶ原は、木道が露出し夏道での歩行が完全に出来るようになっています。
「白馬水平道」については明日確認に行く予定ですが、「水谷」付近の雪渓が不安定で崩壊の恐れがありますので、安全が確認されるまではやはりまだ「通行止め」にするという事です。開通の目途については今後の天候次第という事もあり、まだはっきりは言えない状況ですので、その件についてお知りになりたいお客様は朝日小屋にご確認ください。
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