白高地沢に再び橋が架かりました。
2001-07-12
昨日、白高地沢に再び橋が架かりました。
哲也と室堂からの応援部隊が総勢5人で丸一日かかって作業を行った結果、今月6日の雨で流失したと思われる橋は、ほぼ元の位置の近くに再び架ける事が出来ました。
土台となる蛇籠(ジャカゴ)が流されていた為、川原で石を拾って籠に詰める作業から始まり、かなりの力仕事だったようです。また、天候があまりよくない為に急いで完成させる必要もあり、5人の男性が「ヘトヘト」になるまで頑張ったそうです。
お陰で、前回の橋に負けないような立派な橋が完成し、これで「渡渉」の不安と心配はなくなりました。
哲也は10日に日帰りで白高地沢の様子を確認に行き、また昨日は夕方まで作業。そして今日は雨風の中を朝日小屋まで戻り小屋の仕事…、と結構キツかったようです。「登りの哲也」と呼んでくれと言っていたわりには、小屋に着いての第一声は「疲れたぁ…」(どうやらお腹が空いていたようですが)。
室堂から応援に駆け付けてくれた梅さんはじめ、作業してくれた皆さん、本当にご苦労様でした。今日はゆっくり休んでください。
この橋は今シーズン中は大丈夫だと思っているのですが、また時々点検に行くつもりでいます。白高地沢の橋について何か情報がありましたら、朝日小屋までお知らせください。
では。
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