2002年、『いちばん小さな』お客様
2003-01-17
特製ブランコで遊ぶ優ちゃんと三緒ちゃん 02.10.13
昨日は2002年シーズン最高齢のお客様をご紹介しましたが、では昨シーズンの「いちばん小さな」お客様は??
このホームページでもおなじみのBANさんの三女で、保育所年長組に通う三緒ちゃんでした!!…当時はお誕生日前でしたので、満5歳。
10月の連休にお父さんとお母さん、そして小学校6年生のお兄ちゃん・弘章君、同じく4年生のお姉ちゃん・優ちゃん、親戚の小母さんの6人で北又から登って来てくれました。
一昨年初めて朝日岳へ登ったBANさんですが、その時以来家族そろっての朝日岳登山を楽しんで下さっています。昨夏には、奥様や長男・弘章君と一緒に白馬岳からの縦走を成し遂げてくれました。
一昨年の朝日岳山開きで「朝日小屋デビュー」をした長男・弘章君は、小雨の降る中小屋に到着した時には「もう2度とイヤ!」というような悲壮な顔(笑)をしていましたが、それでも同じ年の秋にはビックリするくらいスイスイと平気な顔で再び朝日小屋へ。そして昨年は“若きアルピニスト”のような顔付きで、山開きに参加。夏には白馬岳からの縦走、秋には2人の妹達を先導してまたまたやって来てくれました。
子どもって、大人が思ってもみないような“力”や“可能性”を持っているんですネ!!力の過信は禁物ですが、同行する大人のリーダーが充分に気を付けてやれば、小さな子どもでもちゃんと楽しく事故もなく歩けるのですから。
北又からの恵振山は、急登である上にかなり大きくキツイ段差があるので、歩幅の小さな子どもには一歩づつがとても大変です。それでも、上りは身軽さも手伝って両手も最大限に使ったりして大人が思うより結構スイスイと登るのですが、下りの場合には勢い余って“前につんのめる”状態になる場合もあり、慎重さが要求されます。
BAN家の場合も、上りと下りの所要時間がほとんど同じくらいかかり、無事下山し終わったお父さんはグッタリだったそうです。決して山のベテランとはいえないBANさんですが、それでも小さな子ども達を連れて家族揃って山を歩く幸せを感じてもらえたというのは、本当に嬉しいことです。
そういえば我が家でも、夫がまだヨチヨチ歩きの子どもを背負って、「おじいちゃんの待つ」朝日小屋へ通いました。ゾロゾロと4人連れて登ったのも良い思い出です。今では中学2年生の末娘・結でも、北又からの道をひとりでも平気で登ったり下りたりするんですから…。
『若い』世代が山を愛してくれる、そんな若い子たちが増えていく、とってもステキなことですネ!!
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