雨の中で沈殿、そして雨の中の下山
2003-04-24
徳本峠小屋は25日にヘリコプターでの荷揚げを予定しているので、管理人の今川さんは私が上って来た翌日の23日にその荷物を集める為下山。そしてその23日は、朝からドシャ降りの雨。。。
アルバイトの小野田君とマノさんは、今川さんが居なくてもそれぞれの持ち場で黙々と仕事をしています。自分の小屋でないので余り手出しも出来ない私は、ランプのホヤを洗ったりしてウロウロ(微笑)。
結局何となくモタモタしたような、“マッタリ”した一日が過ぎて行きました。なんだか、雨の中「沈殿する」お客さんになったようなゆっくりした雰囲気を味わうことが出来ました(再び、微笑)。
そして今日24日は、雨の中の下山。小屋を出るまでは「イヤだなぁ、雨止まないかなぁ」と思っていましたが、雨具を着て雨の中を歩き始めてしまうと、元々雨の中の行動もキライなわけじゃないので、ダッダッダッと沢を下ってしまいました。明神館まで約1時間。登りはあんなに苦労したのに、下りてしまうのが勿体ないくらい(笑)。
快晴の入山日にはあんなに澄んだ雪融け水を集めていた梓川は、今日は濁流となって凄まじい勢いで、猛り狂うようにその姿を変えていました。…それもまた自然、ですね。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/04/d20030424c.html