行って来ました、白馬岳!!
2003-08-30
帰ってからの報告が遅くなり、ゴメンなさい。
出掛けにバタバタと書いていった通り、27日〜1泊2日で白馬岳へ行って来ました。
今回の白馬岳行きは、朝日岳〜白馬岳に至る登山道や周辺の状況調査が目的でした。
同行は、朝日岳方面遭対協・救助隊長の谷口邦夫さん(大蓮華山保勝会・副会長)と、阿曾原温泉小屋のオーナー・佐々木 泉さん(元富山県警山岳警備隊員)。
実は、来年以降場合によっては実施されるかもしれない朝日岳周辺の登山道整備及び周辺の環境整備事業の為、その状況を泉さんが事前に現地調査し把握される目的で、26日に北又から入山されました。また、谷口さんもその立場・役職上一緒に上って来られて、泉さんとの久々の対面。
今シーズンになって、未だ朝日岳の山頂までも行っていなかった私。果たして健脚のお二人と同行できるかかなり心配でしたが、いつもは9月にならないと行けない白馬岳に8月中に行ける“チャンス”でしたので、どうでも連れて行って欲しいとお願いしました(笑)。
前日は、谷口隊長と泉さんを迎えてのささやかな“白馬行き・前祝い”の宴会、そしてそこへ飛び込んで来た「白高地沢の橋流出」への対応と段取り。
27日当日は、白高地沢へ状況把握に行く山ちゃんとひろクンを送り出し、諸々の準備をしていたら、かなり遅い出発となりました。
しかし、心配していた天候も何とか“味方”してくれて、それはそれは楽しい山行になりました!!
入善警察署時代に山岳警備隊員として朝日岳周辺のパトロールの任に当たっていらっしゃった泉さんですが、朝日岳へは15年ぶり。もちろんご自分の山小屋に入ってしまえば忙しいし、いろいろ活躍しておられる方ですから、泉さん曰く「久し振りにこんなゆっくり“山”歩いたじゃ!楽しいのぉ!!」
雪が融けた後からお花もまだまだかなり咲いていましたし、また雲の切れ間から山並みを眺めることもできました。山のこと、登山道のこと、小屋のこと、花のこと…お喋りしながら3人でのゆっくりした登山は、「4ヶ月振りの山歩き」を心配していた私も辛さを忘れてしまうくらいでした。
また白馬山荘では、支配人の若林さん他、偶然登って来られていた今年の白馬常駐隊の皆さんや、カメラマンの竹内真一さんや高橋 修さん達を交えての「交流会」(!?)。
山に抱かれて、花たちとの出会い、人との出会い…いろいろ成果のあった、今回の白馬岳行きでした。
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