いろいろと、ご心配をお掛けしました…
2003-12-17
ゆっくりでもいいから前へ前へ 負釣山の急登で 03.12.13
3週間近くの長い間、日記も書かず、掲示板の書込みに返事もせずに、ぴたりと“音信不通”のような状態を続けてしまい、皆さんには大変ご心配をお掛けしました。
その間、心配した皆さんから、メールやらお電話、掲示板の書き込み等などで「どうしたの?」という声掛けを頂いたにも関わらず、何のお返事もしなかったこと、本当に申し訳ありませんでした。
私の中では未だ全てが解決したというわけではありません。しかし、とにかくこのままではいけない、がんばらなくては…という「腹が決まった」「腹を決めた」(大袈裟ですが)状態までに何とか戻す事が出来たので、やっと再び日記を書くことが出来ました。
「復活」したということは、「落ち込み」があったということで…。
いろいろ経過もあり、また大小の悩みや問題を抱えつつも、前を見据えて問題解決に向かっていられるうちは良かったのですが、今回はちょっとしたきっかけで、まるで『プチ・鬱(うつ)』のような状態に陥ってしまったのです。
人に会うのが嫌。
買い物はもちろん、大事な用事があっても外に出たくない。
メールには返事が書けない。
電話は怖くて出られないので無視する。
自分自身を責める。
いくつかの要素が複雑に絡み合って問題解決の糸口が見つからないまま、まるで“デフレ・スパイラル”の如くどんどん下を向いてしまっていました。
昨年9月初めにも、“起き上がれない…”という事態になってしまったことがありました。その時はある方から「ゆかりちゃん、初心忘れるべし!」という温かい助言を頂いて、様々な重圧に押しつぶされそうな自分を解き放してやることが出来ました。
そんな中、今回は、「初心に帰れ!」「原点に立ち戻れ!」と励ましてくれた方がいました。
私の中で、山と山小屋を預かる管理人として『忘れてはいけないもの』『なくしてはいけないもの』『最初の気持ち』は何だったんだろう…そう考える日々が続きました。
負釣山の雪の上を「初心は、原点は…」と考えながら歩き、新雪の上に張ったテントの中でぼーっとしながら「山のこと」だけを想いました。
そのうち、「何とかしたい」という気持ちがやっと自分自身の中に湧いてきました。
今回「落ち込んだこと」で、いろいろと勉強することが出来ました。
解決していない問題も抱えていますが、再び「前を向いて」がんばろうと思っています。
ご心配をお掛けした皆さん、ご迷惑をお掛けした方々、本当にゴメンなさい。
これからもよろしくお願いします。
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