富山県山岳連盟・マッキンリー遠征隊
2004-03-20
北日本新聞既報でご存知の方も多いと思いますが、富山県山岳連盟の55周年を記念して、5〜6月にアラスカの北米大陸最高峰・マッキンリー(6,194m)登頂を目指す岳連マッキンリー遠征隊のメンバーが先日発表され、富山県警山岳警備隊で朝日岳方面を担当して下さっている谷口和幸隊員が7人の遠征隊員の一人に決まりました。
同遠征隊は、薬師岳方面遭対協隊長の永山義春氏を隊長とし、山岳ガイドで立山真砂沢ロッジのオーナー・佐伯成司氏をアドバイザーに迎え、20〜30代の若手を中心に国内登山のキャリア豊富なメンバーを選抜。
谷口和幸隊員は今回、記録係として参加する予定で、新聞社のインタビューに「初めての海外登山なので、何としても頂上を踏みたい」と抱負を語っていらっしゃいました。
県警山岳警備隊員として年間を通して厳しい訓練に参加して常にその技術を磨き、また朝日岳方面の遭難や事故に関してはいつも先頭をきって救助活動に当たっていらっしゃる谷口隊員。
先週末の朝日岳方面遭対協の春山訓練でも、古崎分隊長と共に的確な判断と技術で私達遭対協のメンバーを常にリードして下さいました。
今回の海外遠征に於いて、永山隊長以下関係者全員の安全を祈念し、また谷口隊員他のメンバーがそれぞれその実力を存分に発揮され登頂を果たされるよう、朝日小屋関係者一同心より応援しております。
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