気になる、紅葉の様子
2008-10-03
昨日は、蓮華温泉方面を吹き上げのコル下辺りまでと、栂海新道を照葉の池まで行って来ました。
また昨日は、白馬岳からも蓮華温泉からもお客様があり、用事があって下山していたミゾテも北又から入山。それぞれから、気になる紅葉の情報を収集しました。
それによると、
『紅葉は、今現在標高約2,000m前後で見頃となっています。
また紅葉前線は、この数日の気候で一気に高度を下げているもようで、標高1,700m付近でもすでに樹々の色付きは始まっている様子』
もちろん標高だけでなく、斜面の向き等もありますから、一概には言えませんし、一日の行程のうちでは必ず何処かの場所で、素晴らしい紅葉に出逢えることに違いありません。
朝日小屋の周辺は、今が見頃です。
白馬岳方面は、赤男山の北東斜面が色付いていたのを確認できましたし、小桜ヶ原や水平道の紅葉もすでに始まっています。
蓮華温泉方面は、標高1,753mの花園三角点付近でもすでに紅葉して来ているとの情報。五輪尾根一帯も、ダケカンバやナナカマドの樹々の色付きが一段と進んでいるようです。
北又方面は、夕日ヶ原の紅葉が盛んです。標高1,791mの恵振山周辺でも、すでに樹々が赤や黄色に色付いて来ているとのことです。
栂海新道方面でも、照葉の池周辺はすでに紅葉が始まっています。チングルマの草紅葉も、見事でしたがまだまだこれからしばらく楽しめます。
黒岩平の見事な紅葉は、ちょうど3連休辺りでしょうか。
先月27日の「初雪」は、全体的には、標高2,000m以上での積雪だったようですが、蓮華温泉側では、花園三角点でも積雪が確認されています。
雪に遭ったり霜が付いてしまった樹々や草の中には、やけて枯れたり勢いを無くしてしまったものもあるようで残念ですが、それでも朝日岳周辺一帯では、何処を歩いても、何処かで必ず素晴らしい紅葉に巡り合えるはず。
落ち葉を「カサカサ」と踏みしめながら歩くのも、また風情があって良いですょ。
上の写真は、八兵衛平から五輪山の斜面。光の具合で様子が分かりにくいかもしれませんが、絵の具を散らしたような色合いが、黄・赤・黄緑となかなか鮮やかです。
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