紅葉の楽しみ方
2008-10-05
同じ道を歩いていても、同じくらいの標高の場所を登ったり降りたりしていても、色付いている樹々もあれば、“準備中”だったり、未だ緑のままだったり。
北アルプスの山であれば、標高差でいくと1,000mと言わず、1,500m以上も登らなければいけない山もあるはずです。
そんな中で、歩き出しから山頂まで「ずっと、何処も、全部紅葉していました」ということは、あるはずがないわけ…です。
標高の高い所ではもしかしたら紅葉の見頃は過ぎて、落ち葉を踏みしめて歩くことになるかもしれません。
ある場所では、見事な紅葉が登山者を楽しませてくれるかも。
そして歩き出しは、色も変わっていないような常緑樹の林の中かもしれません。
「紅葉が良かった!」と言っても、いろいろ。
『山全体』の雰囲気を楽しめるような、出来ることなら、そんな素敵な“感性”をお持ちになって山を歩いて頂けたらと思うこの頃です。
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