ネパールの“すずちゃん”から
2010-10-08
今日、ネパールにいる山本季生君の奥さん・さとみさん(=すずちゃん)から、朝日小屋あてにメールが届きました。
すずちゃんの思いもあり、また山本君のお姉様の了解も得ましたので、皆様にご紹介させて頂きます。
以下、すずちゃんからのメール。
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Subject: カトマンズよりスズです
連絡おそくなりました。いろいろとご心配おかけしております。
皆様、お忙しい中、山本季生を救援する会のたちあげなどしていただいて、本当にありがとうございます。
昨晩、レッコという、捜索に使うエコーの器械が届きました。これに関しても、たくさんの方の支援がありまして、実現しました。
5日に現地入りして、私の目に映る限りでも、本当にたくさんの方が、毎日走り回って、準備を進めてくださっています。より確実に、そして、何より安全に捜索を行えるように、最善を尽くした、万全の体制を整えていただきました。
いよいよ明日、フライトです。
現地では、コスモトレック、日本大使館、そしてカトマンズにいる、ガイドの近藤健司さん、登山家の竹内洋岳さん、同志社大学山岳部の方々などからも、絶大なサポートいただいています。
現場にむかってくださる、島田さん、平岡さん、花谷さん、シェルパのみなさん、強い信頼関係で、モチベーションをもってくださっています。
この数日間を共に行動させていただいて、冷静な判断で、安全に行ってきますと言っていただき、私も強く信頼しています。
私も微力ながら、役割を与えていただいて、前へ進むのみです。
皆様からの支援が、この捜索隊です。
通信環境が忙しくて、起こっていること、思っていることのすべてをお伝えする時間がなかなかもてなかったのですが、皆様には本当に感謝のひとことです。
どうかこの捜索を遠くから見守っていてください。
私のほうからも、出来る限り情報発信できるよう、環境整備中です。
5日到着時の空港ピックアップの件ですが、迎えに来ていただいた---(注・私の友人)の友達のまわりに、報道がきてしまっていたので、(プラカードで名前がばれてしまいました。)本田さんの奥さん、島田さんもいましたので、声をかけることすらできませんでした。大変ご迷惑をおかけいたしました。滞在中に---と連絡をとって、お詫びしようと思っています。
本当にありがとうございます。
このメールは支援いただいている方々に発信していただいても大丈夫です。
山本さとみ
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募金箱の横に置いてある雑誌は、いずれも「岳人」別冊。
2008年秋号には、山本季生君。私の肩を揉んでくれています。2007年撮影。
2010年夏号には、山本さとみさん。急遽、モデルを頼まれて。2009年撮影。
なお、同様の募金は、阿曽原温泉小屋でもお願いしております。
皆様のご協力を、よろしくお願い致します。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2010/10/d20101008a.html