北アルプス 朝日小屋

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8月のこと

2013-10-01

写真
元気にやっています!  13.9.30

 いよいよラストスパート、10月に入りました。

 小屋閉め・下山まで、あと15日。

 実は…

 8月。『帯状疱疹』になってしましました。今だから、打ち明けますけど。

 チクチクと。。。痛い。。。は、それだったんです。

 8月3日頃、頭頂部右側付近に「痒いモノ」が出来ました。
 数日間、手持ちの(お医者さんで出してもらうような、ちゃんとした)塗り薬を塗っていたのですが、一向に良くなりません。
 これを塗れば、たいていの「痒いモノ」は治るはずのお薬だったのですが。

 この仕事をする前、15年近く、町の開業医院で受付事務員をしていた私だったので、いろいろと見てきている経験則から、「ナンカ、違うなぁ。。。」と思い始めていた矢先。

 8月7日、痒さはそのままに、チクチクと痛み出しました。
 その頃には、「痒いモノ」は、頭頂部からのラインで、おでこの右側や右眉毛付近、そして右目の瞼の辺りまで広がってきていました。

 髪の毛で隠せるくらいだったので、それと気付いたお客様はいらっしゃいませんでしたけど。

 『間違いない、帯状疱疹だ。。。』

 主治医の先生に相談し、お薬を出して頂くことに。
 ボッカで上げて来てもらい手元にお薬が届くまでに、3日。

 ところが、2回服用したところで、頂いた痛み止めのお薬の副作用が出てしまい、嘔吐や激しい眩暈などに見舞われました。

 当日は、8月10日の土曜日。
 梅雨明けしてから後の、一番忙しい頃でした。
 ナントカカントカ、朝の10時までに、当日の受付準備(部屋割り等など)を済ませ、その後は完全にダウン。
 お薬の作用が切れてしまう時間帯まで、本当に苦しかったです。

 ちょうど、週末警備に上山して来ていたT也が、夕方まで何とか受付業務をこなしてくれましたが 、彼が居なかったら完全にアウトだったと思います。

 その日以降は、ウイルスの増殖を抑えるお薬を1週間服用して、快方に向かいました。

 お陰さまで、目に入ったら大変だったようですが、それはなく、また一日中寝込むことも無く、とりあえずはガタガタの身体ではありましたが、何とか仕事もすることが出来ました。

 8月いっぱいは、何となくぐずぐずしていたような体調でしたが、今はすっかり良くなりました。
 いろいろと助けてもらったアルバイトのみんな、そして手伝って頂いた皆さん、本当に有難うございました。

 「即、下山!」
 「ヘリコプターで、強制送還!」
 「即刻、入院!」

 …などの場面も頭にチラつきましたが、無事に良くなって本当に良かったです。

 いろいろとご心配をお掛けしましたが、あと2週間。

 とにかく、無事にシーズンを終えることが出来ますように。

 ガンバリマス!!!