「天空」への階段
2014-07-16
「アヤメ平」への降り口は、例年必ずとても急な雪壁になります。
なのでどうしてもダメな時は、絶壁を避けて横を巻いて下降後、本来の登山道に戻る時もあります。
昨日のパトロールでは、雪壁を直で登り降りできるよう、ステップを付けてきました。
経験豊かな番頭さんのトモ、新人の元ちゃん、そして新人のペンちゃん。
青空に向かって、一歩一歩階段を付けていく姿は、本当に頼もしいです。
今シーズンも、みんな頑張ってくれることでしょう。
山小屋の仕事、特に外仕事は、何をしていても「厳しさ」「危険」と隣り合わせです。
そんな中、往復10時間以上も掛けて栂海新道を行き、ただ登山者の皆さんの安全登山のため、力を惜しまず働いてくれているスタッフたちに、今度小屋で見かけたらどうぞエールを送ってくださいね。
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