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「ゆかりファンクラブ・高岡支部」…??
2003-03-10
由美子さん手作りのご馳走を前に、乾杯! 03.3.8
「ゆかりファンクラブ」なんて、我ながらおこがましく、そして図々しくてゴメンなさい。
8日(土)、週末従業員の由起子さんと一緒に、高岡へ出掛けて来ました。「ゆかりファンクラブ・高岡支部」の初会合に呼ばれて…??
当日は、昨年初めてアルバイトに来てくれた茜ちゃんのご両親とお姉さんの香ちゃん、いつも掲示板に書き込みをしてくださる“山の歌”さん、ちょうど1年前の3月9日に負釣山でお会いし、その後小屋閉いに初めて朝日岳に登って来てくださった吉村さんご夫妻(…奥様の由美子さんは、昨年山渓の“マ・ダンナ”で見事1位の栄冠に輝いた女性です)、そして由起子さんと私の8人が集合しました。
JR高岡駅で待ち合わせをし、歴史と情緒溢れる高岡の街をずっと案内して頂きました。私は確か小学生の頃に遠足で訪れたこともあったと思いますが、大人になってからゆっくり地元の方に案内して頂いて廻ったのは初めてでした。
特に吉村さんご夫妻が、「高岡はとても歴史ある街なんですよ。いい所でしょう」とおっしゃって、雨晴海岸や瑞龍寺や高岡大仏などの名所旧跡はもちろん、路地裏にある小さな石仏や高岡らしい街並み等などをゆっくり案内して下さいました。これには由起子さんや私の他に、高岡に住んで20ン年という茜ちゃんのお母さんも大感激!
夜は吉村さんのお宅にお邪魔して、由美子さん手作りのお料理を囲んでパーティー。ご馳走もいっぱい、持ち寄りのお酒やらワインで大いに盛り上がり、とにかく賑やか賑やか!…“高嶺の花”ならぬ“話のハナ”が満開、尽きることない「山の話」は夜遅くまで続きました。
本格的な山歩きを初めてまだ10年足らずという茜ちゃんのご両親や、2年程前から山に「ハマッて」しまい今は夢中という“山の歌”さん、学生時代からずっと山を登り若い頃には本格的な冬山にも挑戦して、2年間立山の山小屋に入った経験もあるという吉村さん…山の経験もそれぞれに違うのでしょうが、飲むほどに酔いがまわるほどに、山への想いや朝日岳と朝日小屋の話は延々と続きました。
最後にはみんなで「坊がつる賛歌」を歌い、名残は尽きませんでしたが今シーズンの朝日小屋での再会を約束し宴はお開きに。
翌日は、高岡古城公園を散策した後に、楽しい会も解散となりました。
たまたま高岡在住で、朝日小屋に関係した皆さんでの顔合わせとなりましたが、初対面の方々もいらっしゃったのですが、「山の仲間って、こんなにステキなんだネ」と納得した会となりました。
同じ県内にありながら、あまり訪れない高岡の地の魅力も大いに発見させてもらい、とても有意義なひとときとなりました。皆さん、本当に有り難うございました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030310a.html
国宝 高岡山・瑞龍寺
2003-03-10
訪れたのが小雪の舞う肌寒い夕方だったせいか、観光客も少なく、静寂に包まれた瑞龍寺でした。
その凛とした表情が、とても印象的でした。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030310b.html
手作りパン
2003-03-10
由美子さんは、手作りのパン教室を開いていらっしゃいます。当日は私たちの為にと、沢山のパンを焼いてくださいました。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030310c.html
雨晴海岸
2003-03-10
当日はあいにくのお天気で、楽しみにしていた北アルプスや立山連峰の山並みは全く見えませんでした。
本当は、この雨晴海岸越しに雪を被った山々が見えるはず。
「一番先の端には、朝日岳もはっきり見えますよ」と教えて下さいました。
今度は絶対、快晴の空に聳える朝日岳を見に行きます!
写真は、女岩。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030310d.html
それぞれの花を咲かせて…
2003-03-11
ウサギギク 02.8.31
今日の富山県地方は、昨晩から冬型の気圧配置に覆われ3月中旬とは思えない寒さとなって、雪が舞う日中となりました。
そんな中、15年度富山県立高校全日制の一般入試が今日から始まりました。私の友人や知り合いのお子さん達の中にも、志望校への難関に挑んでいる若者達がいます。
4人の娘を持つ私も、これまでに何度か経験してきた「受験」というプロセス。親子共々に、悩んだり、心配したり、そして喜んだり…。
親なりの思いで悶々とすることもありましたが、そんな時はなるべく楽天的に考えるようにしています。「子どもって、親以上でもなく、そして親以下でもない」…そんな風に考えたりもしながら。
親が子どもにしてやれることは限られています。その子なりの道を見つけて、後押ししてやることが出来れば良いのですが。でも、頑張れる度合いはその子その子なんですよネ。
鮮やかに咲く大輪の花もあれば、小さくても存在感のある花もあります。花びらや葉の色も濃い色もあれば淡い色もあり、形も様々ですね。里山やまして高山にあれば、開花からその可憐な姿を人の目に触れないままに終えてしまう花もあります。
それぞれの花は、それぞれに精一杯咲いています。「世界で一つだけの花」として。
頑張れ、受験生!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030311b.html
“手打ちうどん”の想い出
2003-03-12
小屋閉め直前、片付けられた厨房 02.10.16
先日来、海洋深層水入りの“手打ちうどん”が朝日小屋の新名物になるとかならないとか(笑)、いろいろと盛り上がっていましたネ。
実は…かなり昔になりますが、私も“手打ちうどん”を作ったことがあるんですヨ、朝日小屋で。
私が学生の時だから、かれこれ20ン年前になるでしょうか。8月の終わり近く、何故か父が留守でアルバイトも下山してしまった初秋の頃、私と東京から来ていた居候(?)の藤さんと二人きりだったような、それも良く覚えていないのですが…。
とにかく、無性に何か“変わったモノ”が食べたくなりました。
1985年に建った現在の小屋になる前の「先代の朝日小屋」には、今のように大型の冷凍ストッカーはなく、船舶等で使用する為に製造されたというプロパンガス仕様の冷凍冷蔵庫が1台あっただけ。
ヘリコプターでの荷揚げもシーズン中に1〜2回だけで、後は“ボッカ”が頼りでしたから食材には限りがあり、食べる物には決して贅沢は言えませんでしたし、それが当たり前と思っていました。でも、常連さんからの差し入れがある夏の盛りを過ぎて秋風が吹く頃には、お客様もいらっしゃらないし毎日毎日同じような食べ物に飽きてきたんでしょうネ。今のように、冷凍のラーメンやうどんなんて考えられませんでした。
「何か作ろうか?」と言ってはみたものの、材料は限られていて、それも使ってもOKなものは…。ありました、ありました、天ぷらの衣用の小麦粉。麺棒は、っとありました、すりこ木。
生まれて初めての“手打ちうどん”作り、ああだこうだとかなり時間がかかって、食べられたのは夕方だったのを覚えています。狭い厨房を小麦粉の粉だらけにしドッタンバッタンと一生懸命こねて、そして打ちました。
出来上がったシロモノはお世辞にも「ウマイ!」とは言えなかったようで、ボソボソしていてポロポロとした感触の“手打ちうどん”でしたが、それでもそれなりに二人とも満足したように思います。お客様にもお出ししたのかなぁ、覚えていません。
でも今シーズン、きっと朝日町観光従業員さんを中心とした『手打ちうどん・作り隊』の皆さんが奮闘して、私に美味しい“朝日小屋名物・深層水入り手打ちうどん”を食べさせてくださる事を信じています。とっても楽しみです!よろしくお願いしま〜す!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030312a.html
素直になれなくて。。。
2003-03-12
ヘリコプターから見た、白馬連山 02.7.6
今日は朝から気になることがあり、それは一日中私の頭の中から離れない。
もっと素直になればいいのに、気持ちとは裏腹の行動しかとれない自分。
悩みながら口にした言葉は、とっても“優等生的”…
自分の思いが相手に届かず、期待していた答えが返ってこないと落ち込んでしまい、そしたらまたまた自己嫌悪…
あ〜ぁ、なにやってんだろう。。。
明日こそ素直になりたいな。。。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030312b.html
『山の歌』
2003-03-13
朝日小屋、昨シーズン最後の布団干し 02.10.13
先日高岡を訪れて皆さんとご一緒した折、いつも掲示板に書き込みをしてくださる“山の歌”さんのペンネームに話題が集中しました。「そのペンネームを使っていらっしゃるのは、どうしてですか?」
“山の歌”さん曰く、「私は山歩きを始めてまだ2年程と間がないので、皆さんがご存知の歌をそれ程たくさん知っているわけではありません。でも『山の歌』って、ホントにステキだし憧れもあります。これからそんな曲をもっと覚えたいという思いもあって、ペンネームにさせてもらったのです」
それで、「ゆかりファンクラブ・高岡支部」の最後は山の歌の合唱で大いに盛り上がったというわけなのです。その時“山の歌”さんは、「坊がつる賛歌」を熱唱されていました。
皆さん、『山の歌』というとどんな曲を思い浮かべますか??
山の歌といえば、外国民謡が原曲だったり、山里の地方に古くから伝わるものだったり、旧制高校の寮歌や大学山岳部の部歌だったりと、それぞれに年月を経て歌い継がれたものが多いように思います。
私が初めて朝日岳の山開きに参加した頃には、夜の交流会には必ず歌集が配られみんなで合唱するコーナーがあったと記憶しています。そんな時に大人の皆さんの口を真似て自然にいくつかの曲を覚えました。
「いつかある日」・「山男の歌」・「山小舎の灯」・「山の子の歌」・「雪山に消えたあいつ」…そんなポピュラーな山の歌は、どれもその頃から大好きでよく口ずさんでいます。
そういえば昨年10月末に徳本峠小屋を訪ねた時には、管理人の今川さんがたくさん山の歌の歌集を持っておられて、みんなが酔っ払って寝静まった後に(私だけに・笑)こっそり「安曇節」を歌ってくださいました。
『山の歌』の中には、山で帰らぬ人となった友を偲んだ曲などもあり、山の厳しさや険しさを強く感じさせるものがあります。また山や自然の素晴らしさや魅力、山仲間との楽しい山行の様子などを軽やかに歌っている曲も多くあります。どの曲もそれぞれに味がありますね。
皆さんはどんな『山の歌』がお好きですか?
山仲間と口ずさむのはどの曲ですか?
また教えて下さいネ!!
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2003/03/d20030313a.html