ぜひぜひ、「ご予約」を!!!
2006-09-29
昨晩の宿泊、ご予約は1名様でした。
しかし、ふたを開けてみれば、9名のお客様。
1名が9名に。
これには、ちょっとバタバタします。
もちろん、山小屋なので、いろいろな状況に対応出来るよう、諸々準備もしているのですが。
最近の山小屋は、ひと昔前に比べると、お食事が格段と良くなっていると聞きます。
朝日小屋でも、一部朝食やお弁当の佃煮類を除いては、「出来合いのモノ」は使っていません。
疲れた身体には「手作り」のお食事が何より喜んで頂けると思って、若い子たちも頑張ってくれています。
でも、「今日、何人のお食事を用意すればよいのか、全く見当が付かない…」というのは、いくら山小屋とはいえ、それなりに大変なのです。
まして、バラバラに到着される皆さんを、何時まで待っていれば良いのか。。。
「商売」「仕事」だから、山小屋だから、当たり前!?
…「お父さん、今日は夕飯、食べるの?食べないの??予定をハッキリ聞かせてよ!!」
…ちょっと、そんな心境デス(苦笑)。
それから、部屋割りも、出来ればご予約順に済ませておけば、予約無しのお客様がいらして、後から詰め込むことによる“トラブル”を少しでも避けることが出来るかもしれません。
最近の登山者の皆さんは、個室を希望されることが多くなりましたが、朝日小屋には個室は一部屋もありませんので、ご予約の段階でそれをお伝えすることも出来ます。
また、男女別の部屋を強く望まれる場合もありますが、一体何人お出でになるか見当も付かない状況では、男女相部屋でお願いすることが多くなるわけです。
そんな諸々を考えて、
…朝日小屋は、昨シーズンから『要予約』でお願いしています…
もちろん、山小屋ですので、予約をされていないお客様も当然お泊めします。
次の山小屋まではかなり遠いので、「お隣さんへ…」というわけにはいきません(苦笑)。
でも。。。
ぜひぜひ、ご宿泊の際には、ご予約をお願いします。
キャンセルは全く構いません。
天候その他の事情での、当日キャンセルも構いません。
ただし、心配しますので、キャンセルのお電話は一本掛けてくださいませ。
また予約金も、キャンセル料も発生しませんので。
そして、ご予約は、決して小屋側の都合ばかりではありません。
電話でのお話の中から、いろいろなアドバイスも出来ますし、またご質問にもお答えすることが出来ます。お花や紅葉の見頃の様子もお伝えすることが出来ます。
遭難防止にも役立つはずです。
シーズンも残り僅かとなりました。
朝日小屋は、紅葉を楽しみにしていらっしゃる皆さんのお出でを、心よりお待ちしております。
お出掛けの際には、ぜひお電話を!!!
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