eikoさんのパステル画展へ
2006-10-23
今日の午前中、eikoさんのパステル画展を観に立山町吉峰へ出かけて来ました。
eikoさんとは、この春に一度、「大地(おおち)」へご一緒させて頂きました。
また夏の初めには、朝日小屋にもいらっしゃいました。夕暮れ時の日本海に沈む夕陽が印象的だったからと仰って、後日、その時にデッサンしていかれたものを作品に仕上げて、小屋に贈って下さいました。
今回のパステル画展では、山の風景画を中心に、大小の作品19点が展示されていて、アトリエ全体が優しい雰囲気に包まれていました。
大地(おおち)から初雪山、大鷲山、仙人池と裏剱などなど、どれも一目見て印象に残る作品ばかり。心和むひと時でした。
「パステル画は指でなぞったりすることも多く、大作に取り組む時なんかは、指の指紋がなくなったりするんですょ」と笑っていらっしゃったeikoさん。
淡い色使いの中にも、ちゃんとそれぞれに「主張」や「印象」が感じられ、eikoさんの『想い』が伝わってきました。
一番私の目を惹いたのは、やはり初雪山の絵で「厳冬の美」という題が付けられた作品。
凛とした寒さの中で、大地から初雪山に向かってまっすぐに延びた稜線の感じが、とてもよく表現されていたように思います。
また初雪山は、その姿形も素敵で何とも大好きなのですが、その雰囲気がそのままに表されている作品に仕上がっていて、ひと際心を奪われました。
山のお友達も大勢いらっしゃたようで、2年振りの個展は盛況だったようです。
またいつか、何処かの山をご一緒させて頂きたいものです。
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