「決 議」
2006-11-16
以下は、連絡会議の席上、満場一致で採択された「決議」の一部です。
この数年、毎年同じような内容で発表されていると思われる「決議」ではありますが、遭難対策の実情からして、悲しい現実の遭難現場を繰り返さない為にも、ぜひ登山者の皆さんに今一度、ご自分たちの登山とその内容を検証してもらうべく、その一助として読んで頂きたいと思います。
確実に、遭難現場の中心は「中高年」と「無理・無茶をする」登山者です。
そして、『遭難救助』、その為に自らの命を賭けて出動する人たちがいるというのが、現実です。
『防げる事故』、これを無くしたいというのが、私たち遭対協の願いであります。
以下、「決議」からの抜粋です。
・・・(略)・・・
このような情勢を踏まえ、山岳遭難事故防止対策の任務に当たる我々は、その責務の重大さを自覚し、事故のない安全な登山を確保するため、
1.登山者の危機管理能力と自救能力を高める啓発活動を推進する。
2.きめ細かな山岳安全情報の提供と救助体制の確立に努める。
3.県境を越えた相互協力と連携の強化に努める。
この3点を確認し、決議とする。
平成18年11月13日
第48回長野・岐阜・富山
三県山岳遭難防止対策連絡会議
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