谷口さん、お世話になりました!!!
2008-04-15
富山県警山岳警備隊員の谷口さんは、6年間勤務して下さった入善署から、今回の異動で、上市署立山町交番勤務となりました。
私が管理人になって2年目に、谷口さんは魚津署から異動して来られました。あれから6年も経ったのですね。
山開き登山会、夏山事前パトロール、春秋の訓練、…いろいろな場面で、本当に思い出は尽きません。
谷口さんは送別会で、「朝日岳遭対協に育ててもらいました!」と言葉を述べておられました。
私が口にするのも変ですが、20代後半から30代前半にかけて、伸び盛りのこの6年間で、警備隊員として多いに知識を吸収し技術を磨いた、入善署時代だったのではないでしょうか。
体重をグッと落としてトレーニングを積み、富山県を代表してマッキンリー遠征にも参加され、大きな成果を上げて来られましたね。
また、様々な用具の開発・工夫にも取り組んで、表彰も受けられました。
(今朝のK新聞にも、載っていましたネ)
骨折した登山者の事案では、夏山警備を終えて北又小屋に下山直後に連絡を受け、その足でまた登り返して2時間余りで朝日小屋に戻って来られた時には、ビックリしました。
また、平成15年の沢の遭難では、古崎分隊長とともに、何日も捜索に当られました。夜遅くなり、最後に黒岩平で古崎分隊長と合流した時の様子が無線から流れた瞬間は、ホッとしたのを覚えています。
夏山警備に登って来る時には、「訓練ですから」と、20K以上もある“入善ジャンボスイカ”をザックの中に入れて差入れしてくれましたね。
昨シーズン、黒パイプを切って「流しソーメン」のセットを作って、小屋のみんなを喜ばせてくれました。本当に、有難うございました。
谷口さんの笑顔とともに、山に向かう真剣な姿、忘れません。
立山剱岳方面の警備、大変でしょうけれど、頑張ってくださいね。
これから益々仕事に励まれますよう、お祈り致します。
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