中学校の登山会も、無事終わって…
2010-07-29
地元朝日町の朝日中学校2年生の皆さんが、恒例の「朝日岳登山」に揃って挑戦してくれました。
27~28日1泊2日の日程で、朝日町側の登山口・北又から往復するコースをとりました。
北又小屋に残ったグループを除く、生徒さん122名、引率の先生15名、地域協力者(サポータ)18名の総勢155名が、元気に約7時間で朝日小屋に到着。
殆どが、本格的な登山が初めての生徒さんたち。
生徒たち本人の大変さはもちろんのこと、親御さんの心配、そして引率の先生やサポーターの皆さんの苦労(気苦労も)はあったかと思いますが、それでも地元・朝日町の麓から毎日見上げている朝日岳に、二度とない若い頃に仲間と一緒に登るということは、思い出だけに留まらない、それなりに意義のあることではなかったでしょうか。
登山の栞には、こうありました。
あ あきらめず
さ 山頂めざし
ひ ひたむきに
だ 団結し合い
け けじめをつける
~ さあ行こう 大自然の美しさを見つけに! ~
嬉しく楽しい時だけでなく、辛く苦しい時こそ、仲間を思いやる人間性が試され培われるのでしょう。
そんな学校登山のお手伝いを、朝日小屋なりにさせて頂いたつもりです。
前日から準備して生徒さんたちのためにカレーライスを作り、それとは別に、一般登山者の皆様には「いつもの、朝日小屋自慢のお食事メニュー」をお出しする為に、朝から肉じゃがの仕込をし、とにかくドタバタした2日間でした。
一般のお客様をお迎えするのと勝手が違うこともあり、スタッフ一同「これが終わるまで、何となく気が休まらない!」、そんなドキドキもありましたが、とにもかくにもケガ人も無く、全員が無事に下山してくれたことに感謝です。
このHPでもお知らせしていましたが、知らずにいらっしゃった方、また「どうしても」と仰ってお泊りになった方など、一般登山者の皆様にはご迷惑もお掛けしたかと思いますが、どうぞ若い子どもたちに免じてお許し下さい。
若いから筋肉痛にはならなかったかな、などと子どもたちのことを思いつつ、学校登山が無事に終わって安心し、ひと区切り付けた私たちスタッフは、今日もまた仕事に励んでいます。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2010/07/d20100729a.html