広告に偽りあり…
2001-03-26
いつの間にか春真っ盛り。花たちも競って咲き始めました。でも3月に入って結構降ったせいもあって、やはり奥の山はまだまだ深い雪です。
先日大蓮華山保勝会(朝日小屋の所有団体)の役員会でも、残雪の具合と山開き参加者の安全面を考慮の上で、山開きの日程を決定するという話が出ました。
それでも春本番、書店に行くと熱心に山岳雑誌に見入る人が見受けられ、朝日小屋でも某山岳雑誌の4月発売号に求人広告を載せるべく、今朝メールで原稿を送ったところです。
ところで…、「広告」というと私には20数年前の記憶が蘇って来ます。思わず赤面しそうなあの思い出が…。
確か大学生の頃、某「山と…」という雑誌に広告を載せる事になり、父からその役目を仰せつかった私は、「何か面白くて、印象に残るようなキャッチコピーを考えよう」と張り切りました。在り来たりではなく、今年の夏はぜひ朝日小屋へ行ってみたくなる様なそんな文句がないかなあ…と。
そして雑誌にそのキャッチコピーが載りました。あっと驚くような内容で…。
『娘四人は美人ぞろい…』
当時確かに管理人の下澤三郎には四人の娘がいた事は事実ですが、長女は大学生、次女は高校生、三女・四女はなんとまだ小学生…。夏山のある日、受付に顔を出した登山者の方に、「美人の娘さん達は、どこに?」と言われて小さくなっていたのは他でもない私で、「ゴメンナサイ!」と謝ったのはもちろんです。
登山者の安全のため(!?)、山小屋は絶対にウソの広告を載せてはいけませんネ。
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