満開の桜の下で
2001-04-10
昨日までは五分咲き程だった舟川の桜、今日は見事に満開になりました。春霞の中、後ろに見えるはずの朝日岳・白馬岳は残念ながらぼんやりとしていましたが、カメラを構える人、散歩をする人、立ち止まって見入る人…と、川べりは賑やかでした。
でも、本当に不思議です。つい10日前には、雪もちらつく寒さに「桜なんて、まだまだ!」と勝手に話していた私達、自然はちゃんと芽吹きの時期を見逃しません。春の暖かさをじっと待って、一斉に賑やかに咲き始めるんですから。休日にちょうど見ごろになったらいいな、なんていうのは人間の身勝手そのものですね。
昨日は一日「雑用の山」をひたすら登り続けていた私。
机に向かって仕事をし、パソコンに向かうのはそんなに苦手ではないはずなのに、片付けても片付けても後からやってくるこまごまとした用事(本当は'雑用'どころか、大切な'管理人の仕事の山'なのですが)に些か閉口していたのですが、今日は外出ついでに舟川べりを通ってみました。本当は人出が少なければもっと良かったのですが、それでも少しの気分転換をし、また頑張れるような気がしました。
nyamaさんに「デジカメも少しづつ上手くなってきたネ」と褒められたのもうれしかったなぁ。よ〜し、もうちょっといろいろ考えて撮ってみようっと。…浮き沈みの激しい、単純な私です。
「自然」の持つたくましさを感じ、満開の桜の並木に心が落着いた今日一日でした。
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