昨日は、立山町芦峅寺へ…
2002-03-28
27日(水)は、立山町芦峅寺の公民館へお邪魔して来ました。立山室堂山荘へ嫁いでいるすぐ下の実妹が、「食品の試食会があるんだけど、良かったら来てみる?」と誘ってくれたからです。
立山の多くの山小屋へ食品や雑貨を卸しているTフーズの主催で、各山小屋のおかみさん達が、今シーズンに使う食材を試食したり説明を聞いたりするメーカーの「試食展示会」でした。立山の山小屋と朝日小屋では、小屋の規模やお客さんの客層も少し違いますが、それでも何か朝日小屋でも役に立つ「スグレモノ」はないか、参考になるものはないか、いろいろ見させてもらいました。
立山の皆さんに混じって試食をしていると、「どこの山小屋の人でした?」と声を掛けられました。ビックリして「実は…」と言うと、「そう、法ちゃんの姉さんかね」と優しく笑ってくださったのは、剣沢小屋の佐伯友邦さんの奥様・里子さん。と〜っても綺麗な方でした。朝日町から来て一人前の顔であれもこれもと試食して、本当にゴメンなさい!(笑)
…朝日小屋のポリシーとしては、可能な限り手作りを心掛け、また長い道のりを歩いて疲れて小屋に着いても美味しく食べられるもの、少しでも口にできるものをお客さんに提供するようにと思っています。自分が少し山を歩いてみると、それが身に染みて分かるような気がします。
できれば彩りや見た目は美しい方が良いのですが、「インスタント」はたとえキレイで手間が省けて美味しそうでも、やはり「家庭の味」にはかなわないかもしれません。疲れている時ほど、胃袋は正直です。
朝日小屋には『肉ジャガ』という定番メニューがあります。その他昨年は、下界でうちのお義母さんが作ってくれた新鮮な野菜の天ぷらが好評でした。また、朝食もひと工夫しましたが、まだまだ何ができるか思案中。それから、「山小屋のお弁当はマズイ!?」という評価を覆そうと試行錯誤した「朝日小屋のお弁当」。これもまだまだ改良の余地がありますので、検討中です。
そんなこんなで、買出しが始まる5月・6月に向けて、少しづつ準備が始まりました。登山者の皆さんに「美味しかったぁ〜!、ごちそうさま!!」と言っていただくのを励みに、今シーズンも張り切って献立を考えます。
この記事の URL : http://asahigoya.net/diary/2002/03/d20020328a.html