増村さんの新刊
2002-08-20
カライトソウの群生
『信州 花めぐりの旅 とっておきのスポット23』
…岩波アクティブ新書35
…昨日の日記に、写真家の増村征夫さんの事を書きましたが、7月に岩波書店から増村さんの新刊が出ました。
以前からご紹介していますが、信州安曇野在住の自然写真家・増村征夫さんは、もう朝日岳に20年以上通って花の写真を撮っていらっしゃいます。これまでにも、写真集「花の王国(新潮社)」「星の降る里(小学館)」、他にも「信州 花の旅(新潮社)」「信州の花と美術館(小学館)」「安曇野 一日の花歩き野歩き(講談社」などを書いておられます。
増村さんの本で素晴らしいのは、各ページを飾っている写真とともに、そこに添えられているさりげない文章が、その花々や景色などの様を読み手の側に情感豊かに伝えてくださるところではないでしょうか。
もちろん私は、増村さんと何度もいろいろな場所へご一緒したというわけではないのですが、それでも写真教室に参加した美ヶ原の王ヶ頭付近や、車で案内して頂いた穂高川のほとりの「早春賦」の石碑付近やワサビ畑、ご自宅の裏手にある大町山岳博物館周辺、安曇野の東側にある唐花見(からけみ)湿原、そして未だ訪れたことはないのですが、以前から「一度泊まりに出かけていらっしゃいませんか?」と誘われている長峰山のコテージや、「友人が来ると一緒に泊まるんですよ、今度はゆかりさんもいかがですか?」と言われているどんぐり村の“ゆいペンション”…などなど、紹介してあるどのスポットも、今度はぜひ行ってみたいと思わせてくれます。
一度、書店で手にとってご覧になりませんか?
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