若い子たちと
2003-06-03
恵振山にて 03.5.20
掲示板に、あかねちゃんからの心のこもった書き込みがありました。
カナダにいる慎ちゃんから、近況を知らせる報告や朝日小屋に寄せる想いを綴った文章もありました。
「仁穂の涙」の高校生・ヒトホから、葉書きが送られて来ました。去年山小屋で学んだことを学校生活に生かしていることや、今年もアルバイトに来たいとの内容が綴られていて、「気合を入れ直して頑張りますので…」とのナントも健気な文面が。
ヒトホと一緒に来ていたミッチーは、今年の夏は自転車での日本一周を計画している為、アルバイトには来られないけれど富山を通ったら必ず登って来ますとのメッセージ。
さやかは、今週初めから只今教育実習の真っ最中で、地元の中学校で教壇に立って奮闘しているはず。自分の夢に向かって悔いのない毎日を送ってほしいものです。
少々頼りなくて(失礼!)、小屋のアルバイトは1年目で絶対に“リタイア”するだろうと誰もが思った祥慈は、2年目をそれなりにクリアして(笑)ビックリするほど成長し、今年は山開きにも登ってくるとのこと。大学が休みになる8月からは3年目のアルバイトに来ることが確実に。
そして、山を下りた後に就職して頑張っている優ちゃん。就職活動に向けて一生懸命の大学生・由衣ちゃん。最上級生として奮闘中の陽子ちゃんや鮎美ちゃん。
それから、“卒業組み”のヒーシーや裕子ちゃん、そして拓郎。“就職浪人”中のミッケちゃん。
元・蓮華温泉アルバイトの千晶ちゃんは、山開き登山会にお友達を誘って参加してくれます。いつも朝日小屋のホームページをチェック、書き込みもしてくれています。
そしてじっきー、先週の日曜日にはわざわざ上野の松坂屋へ出掛けて、白馬館の若林さんや阿曾原の佐々木さんに会い、「山開きに来る為の」パワーを蓄積しているらしい。
てらちゃん。時々ポツンと電話をかけて来てくれますが、就職して1年以上が経ち、社会人としての生活にもようやく慣れてきたようです。今年も夏の休暇は殆ど朝日小屋のために空けてあるとか。まるで私に怒られに来るようなものなのに、それでもいいのかしら?(笑)
ずっと“音信不通”だった哲也からは、去年のアルバイトのみんなや若者たちにメールが回り「山開きで会いましょう!」のメッセージが届いたそうです。本人も元気そうで、山開きにはどうやら顔が見られるらしい。
そして孝太。今年は彼を中心にして、朝日小屋はみんなのチームワークでガンバります。15日の入山を前に、12日には来富の予定の孝太。3年目の今年も、昨年以上に張り切ってくれることでしょう。
週末従業員の皆さんだけではなく、みんながドキドキワクワクし始めた小屋開けが近付いて来ました。
アルバイトをしている間は、精神的にも肉体的にもとてもハードな中で、私に怒られたり、叱られたり…。
去年もいろいろありました。私の「プチ家出」もあって、雨の中みんなに心配やら迷惑をかけたなんてバカなこともありました。
それでも、みんな元気で朝日小屋に顔を見せてくれる。とても不思議です。そして、そんな若い子たちに囲まれて、なんて私は幸せなのでしょうか。
今年もどんな出会いがあって、どんなシーンが待っていることやら。
若いみんなに助けられ支えられて、私もガンバロウと思います。
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