街の灯かり、そして漁り火…
2003-06-24
只今の時刻、21時。
もうすぐ発電機が止まります。今日も一日あっという間に過ぎていきました。
今日は朝から曇り空が続き、時折雨が降ったり風も強くなりました。
今「カモシカ」という名前の、日本海の見えるアルバイト部屋でこの日記を書いています。
山口クンが「ゆかりさん、電気消しますょぉ」と言いながら、地下の発電機室へ下りて行きました。
消灯時間の21時になると、電気が消えて電話も使えなくなります。
夕方まで降っていた雨も、夜になって止みました。
今日は空気が澄んでいるのでしょうか、下界の街の灯かりがいつも以上にキラキラと輝いています。
気が付くと、富山湾から新潟県との県境にかけて無数の「漁り火」が瞬いて見えます。
このステキな光の感じは、どう表しようもありません。
3人で、部屋の戸を開けてぼんやりと眺めていました。
静かな静かな山の、静かな山小屋の夜です。
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