春爛漫の、負釣山へ!!
2004-04-12
下界では桜が満開、好天が続き絶好の登山日和の毎日に「やっぱり私も、何処かへ行きた〜い!」とムズムズしてきた週末。ひろみさんと二人で、負釣山へ出掛けることにしました。
3月10日に行って来てから1ヶ月振りの負釣山、そして遭対協の訓練からも約1ヶ月、何処の山へも登っていなかったので、体力・脚力を心配しながらもかなりウキウキルンルンの私。
1ヶ月前の負釣山は未だかなりの雪がありましたが、昨日は春・春・春…の負釣山を満喫することができました。
登り初めから、ショウジョウバカマや山桜、ヤマツツジ、カタクリ、ヤブツバキ、マンサクなどが可愛い姿を見せてくれました。タムシバは、ちょうど咲き始めたばかりです。小さなイワナシも、登山道にちょこんと咲いていました。
そして、イワウチワ…。登山道や山の急斜面のいたるところに、見事にその可憐な花を咲かせていました。
清楚に少し白い花、ほんのりピンクに色付いた花、そして陽に照らされて鮮やかな濃いピンク色の花びらを透かせている花、恥ずかしそうな蕾たち…。ひろみさんと二人、感嘆の声を上げながらゆっくり歩きました。
3合目を過ぎた辺りから登山道の脇に少し雪もありましたが、警戒していたほどの雪庇は殆ど無く、汗ばむ陽気に下からの風が爽やかに感じられ、花たちに迎えられた快適な山歩き。7合目では、春霞の中にも朝日岳〜長栂山の稜線や、大地〜初雪山の稜線がはっきりと見えました。山頂直下の登山道の急な斜面には少し危ない雪塊が残っていたのですが、それも大丈夫でした。
昨日の負釣山は、私達の他に10名ちょっとの登山者の皆さん。顔見知りの方たちもおられて、賑やかな山頂での風景でした。
お昼ごはんには、ワイワイとラーメンを作ったりコーヒーを沸かしたり。今年初登山(城山以外)のひろみさんですが、昨年は4回も朝日小屋に通ってくれた彼女は今シーズンもとっても元気でした。負釣山は初めてという彼女は、360°の眺望にも感激しきり!
下山後は、麓の温泉の露天風呂で汗を流してさっぱりしました。
長い冬が終わり芽吹きの始まった春の山で、花を眺めながら、ゆっくり楽しく歩いた一日でした。
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