シーズンを前に、あれこれと
2004-04-14
今日は富山市内で大きな食品見本市が開かれていたので、実家の末妹と二人で出掛けて来ました。
お客様の夕食や朝食、そしてお弁当の食材はもちろん、アルバイトのみんなが食べる三度の食事のことをあれやこれやと考えながらの品定めです。
昔のように、発電機を止めてからランプの下で夜中まで厨房で作業をするということは殆どなくなりましたが、それでも山小屋というのはかなり特殊な仕事環境にあります。シーズン中のホンの数日間の「超・イソガシイ〜!!」日の為に、有り余る人員を確保することはやはり難しいので、どうしても限られた人数で作業をします。
お客さまに提供する様々なサービスの質を低下させること無く、段取り良く仕事を進めるためにどうしたら良いか、そんな事をいろいろと考えながら食品見本市を見て廻りました。
特に今回は、厨房機器が展示してあるコーナーに興味がありました。
朝日小屋の中、特に厨房の中は、私が管理人になってからの三年間、毎年「モノの置き場」が移動しています。
「ゆかりさん、また去年と違っています…ネ!?」「覚えられないょぉ〜!!」とみんなに半ば呆れられながら、苦情を言われながらも、未だ『考え中』の私(苦笑)。全体的に、お客様の食事準備のために厨房に入る時間がかなり多い山小屋の仕事ですから、どうしたら効率良く仕事ができるかを、毎年試行錯誤しています。
特に昨年は食器を全て陶器に替えたのですが、それに伴って食器保管庫が入ったりして、厨房の中はまさに「大移動」の連続でした。
昨年のシーズン後半には、大事な大型冷凍ストッカーが一台完全に壊れてしまいました。また、使っていた家庭用の冷凍冷蔵庫も“寿命”が来てしまい、今年はどうしても買い換えなければなりません。
今の朝日小屋が建ってから、今年で丸19年になります。大蓮華山保勝会と亡父が準備したその当時からの厨房設備も、大事に使っていてもそろそろ使い勝手が悪くなったり買い替えの時期を迎えているものもあります。
今年は、またまたどうなることやら…。あれこれシュミレーションする毎日が続きそうです。
久し振りにゆっくり末妹といろいろ話しながら、相談に乗ってもらいながら、気持ちはもうすっかり「山の上」でした。
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