一転して、まるで冬山の様相…
2004-04-27
23日は、朝から雨。この日登って来る予定の、まーちゃんとひとみさんが心配です。
もちろん黒岩平までの“お散歩”は中止。朝のうち少しだけ小屋の中の片付けなどをした後は、外へも出られない悪天となってしまいまさに“沈殿”状態…
となれば、することは他にはなく時間も気にせずアルコールが入り上機嫌で話の華が咲くか、あるいは毛布に包まるだけとなってしまいました。
午後になってまーちゃんやひとみさんの到着が待たれる頃には、外は霙まじりの強風が吹き荒れるようになりました。気温もぐっと下がって来ました。
午後3時過ぎ、二人が到着。小屋で心配していたみんなにもようやく安堵の表情が浮かびました。
しかし、夕方を過ぎてお天気はますます悪くなる一方です。翌24日にはどうしても下山しなければいけない私は、内心かなり不安でした。
今回どうしても他の皆さんより一日早く下りなければいけなかった私。一緒に下山してくれる予定のシュンちゃんの他に、あまりの悪天候を心配して、カタクリクラブの斎藤さんと相澤さんが同行して下さることに決まりました。
明日はどうするのか。。。
どうしても下りないのなら、何とか下界と連絡をとって用事をキャンセルし、下山を一日延ばすか。。。
ただでさえ、栂海山荘から白鳥山までの(最終的には坂田峠までだが、とにかく白鳥小屋まで)長くて急坂のアップダウンを心配している私は、唸りを上げて吹き荒れる外の天気に正直言ってかなり気持ちがぐらつきました。
しかし諸々を総合的に判断し、「決して無理はしないが何とか下山できる、下山する!」と決めた私は、闇夜に雄叫びをあげるように荒れ狂う外の猛吹雪を気にしながら、とにかくゆっくり身体を休めることにしました。
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