「沢の小屋」の厨房で
2004-05-07
剱沢小屋では、厨房のお手伝いをさせてもらいました。
自分の小屋に入ると、忙しくなればなるほど私はどうしても受付にいることが多くなり、お客様や電話の応対に明け暮れる毎日が続きます。厨房がどんなに忙しくても、なかなか食器洗いには手を出せません。
今回は久し振りに皿洗いに精を出し、「ナンダカ夢中で、一生懸命に仕事をした」というような充実感も味わうことが出来ました。
働き者であり、またいつも優しい笑顔の里子さん。
限られた“時間”や“水”を無駄にせず、厨房の仕事や掃除に一生懸命な里子さんには、いろいろと教えられることがありました。また、厨房で交わした雑談のやりとりからも、陰で日なたで小屋を支える女性として、「山小屋の大先輩」として、学ぶことがありました。
気持ちも仕事の出来栄えも、まるで「アルバイト一年生」になったようで(微笑)、有意義で新鮮な気持ちで過ごした春の剱沢小屋でした。
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