マッキンリー遠征隊の報告会
2004-11-03
今年5月から6月にかけて、富山県山岳連盟創立55周年記念事業として実施されたマッキンリー登山の報告会が、10月29日富山市内であり、私も出席してきました。
県山岳連盟の木戸会長や、マッキンリー登山隊の永山隊長他、隊員の皆さんをはじめ、県山岳連盟の方々も大勢顔を見せておられました。
遠征隊の中では記録担当として立派に任務を遂行し活躍された、谷口和幸隊員。彼は、富山県警山岳警備隊員であり、入善署勤務で朝日岳方面を受け持ちとしています。
7名の隊員と2名の報道関係者、計9名でのマッキンリー遠征。
北米大陸最高峰のマッキンリーに挑んだ隊員たち。 日頃からレスキューを仕事とし鍛え上げているはずの隊員でさえ、高度障害に苦しみ、その中でチームワークと高い技術を持って、ようやく全員同時登頂を成し遂げたといいます。
その様子は、45分に及ぶ記録映像と報告書から垣間見ることが出来ました。
谷口和幸隊員にあっては、遠征隊員の中で一番高度障害が軽かったのも、彼だったそうです。
報告書の中には『初めての海外遠征なのに、一番元気で最後まで頑張ってくれた。彼の笑顔に皆幾度となく救われた』と書かれており、その体力、気力の漲る充実した遠征の様子がうかがえました。
谷口隊員をはじめ遠征隊の皆様には、この遠征を通して学んだことを存分に発揮され、今後の活動に生かされて、ますます活躍されますことを期待しております。
本当に、ご苦労様でした。
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