馬りょう山(ばりょうざん)へ
2005-02-23
先ず最初に、お詫び。。。
今日デジカメを持って行ったのですが、いざスイッチを入れようとして「あっ!!」。
肝心のバッテリーもメモリーカードも、入っていません。トホホ…。
というわけで、今日はせっかくの馬りょう山の様子を写真でお伝えすることができません。文章だけでお許し下さい。
馬りょう山(ばりょうざん)へ行って来ました。標高は248m。
この山は、我が朝日町の市街地の背後に聳える山なのですが、幼い頃より私自身の中に「山」という認識があまりなかった存在でありました。
在学した泊小学校の校歌やら何やらに確か詠われていたようにも記憶していますが、あるいは町の銘菓に「馬りょうの月」というのがあったり。
実は私。。。登ったことがなかったんです、馬りょう山。
「朝日町に居て、朝日町を知らない」…何かのCMのセリフを借りれば、まさに『ふるさと不足』!!
ところが、先日体調がすぐれずグズグズしていた時に立ち寄ってくれたN美ちゃんが、
「ゆかりちゃん、馬りょう山なんかすごく近いから、たまに散歩にでも行ってみたら。私なんか、朝起きてチョコチョコっと行って来る時があるの。
上まで行ったら、街中が見渡せて、それだけでもすごくスッキリするよ。」
最近雪が降る最中でも、知り合いが何人も馬りょう山や“朝日ふるさと歩道”を歩いているというのを聞いて、今度行ってみようかなと思ったのでした。
そして「春一番」が吹き荒れる今朝、小雨降る中の出発となりました。
横尾地区の公民館に車を置かせてもらって、歩き出しました。
先日の雪の後だったし悪天候の予報だったで心配しましたが、階段状に付けられた道もしっかりしていましたし、スギやアカマツの林の中を歩くので、強風もあまり気になりませんでした。
ベンチのある高台、標高248m地点を過ぎ、横尾城跡の案内板を見ながら「もう少し先まで行ってみようか」と、まるで“わんぱく探検隊”のようにはしゃぎながら進みます。
「殿入峠」という看板から、予定を変更して笹川へ向けて下りることにしました。笹川トンネルに近い地点へ下山できれば、車を停めた公民館まで歩いても大したことはないし。
しかし里山とはいえ、笹川側の斜面にはかなりの雪が残り、途中までは道が隠れていましたからコンパスが役立ちました。
運動不足でかなり遅速の私でも、車に戻るまで約1時間半ちょっとの所要時間。まさに、適度なお散歩コースでした。
スギやアカマツの樹々が、強風に幹を大きく揺らし何ともいえない音を立てています。まるで泣いているような声も聞きました。
笹川側へ下りていくと、孟宗竹でしょうか、濃い緑の笹が一面に茂って鬱蒼としていて、何とも神秘的・幻想的な雰囲気でした。
下山後は小川温泉天望閣でお風呂に入って汗を流し、昼食は笹川の連絡所で。
「週末従業員」の皆さんも集合して、ワイワイと、春の里山歩きや今シーズンの予定やらを話して盛り上がりました。
ちなみに馬りょうの「りょう」は、たてがみという意味だそうです。
本当に、いい山歩きでした。
これからは、時々行ってみようと思います。
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