北アルプス 朝日小屋

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大丈夫…

2005-04-11

菖蒲池   ふるさと歩道にて   05.4.1の画像

菖蒲池   ふるさと歩道にて   05.4.1

 4,5年前から貧血がひどく、その主要な原因が婦人科の病気にあることは当時から分かっていた。
 
 今すぐにどうこうという症状ではなく、当面はそのままで様子を見ましょうということで、年に一度の検診だけを続けてきた。

 しかし、昨年9月に倒れこむような激痛に襲われてからというもの、ひと月に何日間か、必ず耐えられないような痛みがやってくるようになった。段々とその日数が多くなり、頻度が増してきていた。

 2月からは毎日服用する薬を飲み出したが、なかなか思ったほどの効果が得られず、「このままの状態で、山に上がるわけにはいかないかも。。。」と、手術に踏み切る決心をしなくてはいけないかと思い始めた。

 何度か通った医院に行って相談し、手術の日程を決めるつもりだった。3月末にまとまって2週間ほど何も予定を入れずにおいたので、「もうこの時しかない」とすぐに手術をしようかとも考えていた。

 でも、いろいろあって、“とりあえず”思いとどまった。
 病気について、医者からきちんとした納得いく説明が得られなかったからだ。
 それどころか、「手術しかないんですよ!」「貴女の病気は、救急車で運ばれるくらいの状況になっていることを自覚しなさい!!」と、かなり大声で言われた。相性が悪かったのだろう。

 傷心のまま、医者を代えた。
 今度こそ、話を聞いてもらえて、私自身が病気と向き合える気持ちになれる、「ずっと診てもらえる」お医者様にめぐり合いたいと、少し遠方であったが女医さんに診ていただいた。

 きちんと話を聞いて頂いた。
 手術についても説明を受け、当面は手術はしないことに決めた。薬の服用で改善されるだろうと言われ、また上手に付き合っていけるはずだと説明された。
 薬を処方してもらい飲み続けているが、思いのほか調子が良い。
 全く痛みがなくなったわけではないが、この数ヶ月の激痛に比べたら充分に耐え得るし、寝込まなければいけないようなこともなかった。

 いろいろ悩んだけれど、もう大丈夫だと思う。